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2018000005-20180072  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 韓国・三星グループにおける企業家精神の構築と継承  
カナ カンコク・サムスン グループ ニ オケル キギョウカ セイシン ノ コウチク ト ケイショウ  
ローマ字 Kankoku Samusun gurūpu ni okeru kigyōka seishin no kōchiku to keishō  
別タイトル
名前 Construction and inheritance of entrepreneurship in Samsung group  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 柳町, 功  
カナ ヤナギマチ, イサオ  
ローマ字 Yanagimachi, Isao  
所属 慶應義塾大学総合政策学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2018  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
韓国財閥の経営力はどのように評価することができるであろうか。本研究では、その経営力、言い換えるとグローバル競争力はトップマネジメント(最高経営者)の競争力という視点から評価することができると考える。
グループトップの力量の影響するところは極めて大きく、グループに対する内外から評価・称賛のみならず批判・否定は、まさにグループトップに対するそれと同様であったと言える。現在、韓国財閥においてはグループトップの世代交代が進み、2世代目から3世代目への移行がほぼ完了に向かっている。しかしその間、経営権や支配権の継承が必ずしも順調に終了したわけではない。時に政治に翻弄され、社会とのコンフリクトに消耗した財閥であった。本研究は、グループトップの競争力がどのように高められてきたのか、根底にある企業家精神に着目して考察を行った。
三星に代表される大手財閥の場合、一見華やかで豊かさの象徴として位置づけられる反面、韓国内では各種の社会的格差を生み出す元凶といった非難の的にさえなっている。また国内的には常に安定しない国内政治状況ゆえ、非常に高コストの財閥経営を強いられている。
財閥が「企業」としての本質である「ゴーイング・コンサーン」としての性質を有する以上、世代交代を順調に実現していくことは経営の無限性実現のためには必要な作業とも言えよう。しかし現実には「グループトップ=創業者一族」という認識が一般化しており、トップマネジメントとしての能力検証以前に、創業家一族による「世襲」が既定路線化されていることに注目される。さらに経営権・支配権をめぐる創業家一族間でのコンフリクト事例は歴史的に多く存在することも併せ考えると、韓国社会としての排他的血縁志向の強さ、エリート志向の強さは財閥の一般的特徴となっていると考えられる。現在の日本の大手企業にはほとんど見られないこうした特徴が、今後、韓国の企業社会の中でどのような変容を遂げていくのか、引き続き注目していきたい。
How can we assess the management ability of the Korean Cheabol? In this research, I think that the management ability, in other words global competitiveness, can be evaluated from the viewpoint of the top management's competitiveness.Being swayed by politics, friction with society has led to higher costs for chaebols.
Because of the nature of "going concern", the successful realization of generational changes can be said to be a necessary task to realize the infinity of management.
However, in reality, there is a generalization that it is natural for a founder's family to take office as the group president.
Before the verification of the ability as top management, "heritage" by the founding family has become the default route.
There are many historical cases of conflict among founding family members over management rights and control rights.
The strength of exclusiveness in the Korean society and the strength of elite are characteristic of chaebol.
We will continue to focus on what kind of changes such characteristics will achieve in Korea's corporate society in the future.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Oct 24, 2022 13:35:39  
作成日
Oct 24, 2022 13:35:39  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Oct 24, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2018年度
 
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