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2020000008-20200211  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 暗黙理論と消費者行動の関係に関する研究  
カナ アンモク リロン ト ショウヒシャ コウドウ ノ カンケイ ニ カンスル ケンキュウ  
ローマ字 Anmoku riron to shōhisha kōdō no kankei ni kansuru kenkyū  
別タイトル
名前 Research on the relationship between implicit theories and consumer behavior  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 白井, 美由里  
カナ シライ, ミユリ  
ローマ字 Shirai, Miyuri  
所属 慶應義塾大学商学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2020  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
本研究は昨年度からの継続研究である。研究の目的は消費者行動における暗黙理論の役割を解明することである。先行研究はあるものの,その役割は十分に解明されていない。この2年間は,知能に関する暗黙理論(知能観)が異時点間選択にどのように影響を与えるのかを明らかにすることに焦点を当ててきた。知能観は人間の知能についての信念には,知能が生得的で不変であるという信念(実体理論)と知能が努力によって向上するという信念(増大理論)の2つあることを説明する。異時点間選択は,近い将来受け取る少額の利得と遠い将来受け取る高額の利得の選択であり,前者よりも後者を選好する傾向を忍耐力で表現する。本研究では,増大理論者の方が実体理論者よりも忍耐強く,後者の利得を選好する傾向にあるという仮説を立て,そこに関連する要因を含めた分析を行ってきた。昨年度に行った分析の一つに,知能観の異時点間選択への影響には選択した利得の期待使途が媒介することを実証したものがあるが,今年度はそれをさらに発展させ,それらの関係には心理的リアクタンスが媒介することを明らかにした。この心理的リアクタンスは,遠い将来受け取る高額の利得から生じる自由への脅威の知覚と感情で構成される。また,先行研究において暗黙理論が知能だけでなく様々なドメインで存在することが指摘されていることから,これまで消費者行動研究でよく採用さてきたパーソナリティの暗黙理論を対象に同様の分析を行った結果,知能観と同様に異時点間選択に影響することを確認した。これらの分析によって異時点間選択に対する暗黙理論の心理的プロセスの理解を深めることができた。
This research is a continuation of the project launched last year. It aims is to elucidate how consumers' implicit theories are associated with consumer behavior. In the past two years, the focus was directed to examining the psychological process underlying the relationship between implicit theories for intelligence and intertemporal choices. Implicit theories for intelligence explain that consumers hold one of two beliefs about intelligence. One belief is that intelligence and ability are fixed and uncontrollable traits (entity theory), and the other belief is that they are malleable and controllable through effort (incremental theory). The intertemporal choice problem is a choice between a smaller-earlier monetary option and a larger-later monetary option. One of the studies conducted last year provided findings such that consumers' expected purchases with the obtained money mediated the effect of the implicit theories on intertemporal choices. This year, an extended study showed that psychological reactance is an additional mediator in the relationship. This psychological reactance consists of a perceived threat to freedom and affect that are elicited from the larger-later options. Furthermore, we conducted an additional analysis examining intertemporal choices with implicit theories for personality since the beliefs have been frequently adopted in consumer behavior research. The results showed that the beliefs also influence consumers' intertemporal choices.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Feb 16, 2024 14:06:41  
作成日
Feb 16, 2024 14:06:41  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 16, 2024    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2020年度
 
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