慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)

ホーム  »»  アイテム一覧  »»  アイテム詳細

アイテム詳細

アイテムタイプ Article
ID
2021000003-20210007  
プレビュー
画像
thumbnail  
キャプション  
本文
2021000003-20210007.pdf
Type :application/pdf Download
Size :118.0 KB
Last updated :Feb 16, 2024
Downloads : 84

Total downloads since Feb 16, 2024 : 84
 
本文公開日
 
タイトル
タイトル アメリカ詩人エミリ・ディキンスンの受容史  
カナ アメリカ シジン エミリ・ディキンスン ノ ジュヨウシ  
ローマ字 Amerika shijin Emiri Dikinsun no juyōshi  
別タイトル
名前 Emily Dickinson's reception history  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 朝比奈, 緑  
カナ アサヒナ, ミドリ  
ローマ字 Asahina, Midori  
所属 慶應義塾大学商学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2022  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2021  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
『エミリ・ディキンスン 詩集(ミラー版)ー芸術家を魅了した50篇』(下村伸子、武田雅子との共著)(小鳥遊書房、2021年)において、音楽、アート、絵本、映画、舞踏、詩と小説、エッセイなどのジャンルにおいて、ディキンスン の詩に影響を受けて創作をした芸術家たちをを取り上げた。筆者が分担として論じた芸術家は以下の通りである、音楽においては、アーロン・コープランド、武満徹。絵本においては、エリザベス・スパイアーズと長田弘。舞踏においてはマーサ・グラハム。詩と小説などについては、リチャード・ブローディガン、ウィリアム・スタイロン、マルグリッド・デュラス、吉増剛造、日野啓三、ウィリアム・ハウエルズ、リチャード・ウィルバー、アドリアンヌ・リッチ、辻邦生、アダム・ゴプニック、ロバート・フロスト、ダニエル・キイスである。また本書の前書きや全体の編集も担当した。詩のテキストとして、Emily Dickinson's Poems: As she Preserved Them, edited by Cristanne Miller (Harvard UP, 2016)を用いた本邦初の翻訳を収めている。詩人の草稿の状態を紹介し、詩の解釈については、ミラー版の注釈を紹介、また詩人が使用していた辞書ノア・ウェブスターの英語辞典への言及を取り入れ、当時の歴史的・社会的背景を丁寧に説明している。
また論文「エミリ・ディキンスン に魅せられてー武満徹晩年の5曲」では、作曲家武満徹がディキンスン の詩にどのように感応したのか、特に晩年のエッセイにおける言葉から探ってみた。また武満と交流があった詩人吉増剛造について、どのようにディキンスン の詩を受容し、自らの作品に取り入れているのかを、英文論文"Dickinson's Reception in Japan"(Oxford UP)において論じた。この論文では、日本における翻訳の歴史も概観している。特に翻訳のトーンに注目し、詩人高見順や小池昌代の翻訳を分析している。
Looking Back on the Reception History of Dickinson in Japan


First, we look back on the translation history with a special attention to the significance of tone. David and Mabel Todd's scroll written in Esashi, Hokkaido in , the Poet Jun Takami's elegant juxtaposition of Dickinson's poetry with modern art in the magazine Lady's Graphics in the 1950s, and the poet Masayo Koike's recent translation reflecting on Japanese classic literature are brought into focus.
Second, we witness two influential artists' response. One is Toru Takemitsu, who composed five music pieces inspired by her poems, and the other is the contemporary poet Gozo Yoshimasu, who referred to her poems in his experimental writings.
Third, we report our unique way of appreciation through koh-do (incense ceremony).
Thus, by continuously stimulating our sense of sight, sound, and smell, Dickinson's poetry shows its transcultural power in Japan.
 
目次

 
キーワード
Translation history in Japan  

Mabel Todd  

Jun Takami  

Masayo Koike  

Toru Takemitsu  

Gozo Yoshimasu  

Incense ceremony  
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Feb 16, 2024 14:11:02  
作成日
Feb 16, 2024 14:11:02  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 16, 2024    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2021年度
 
関連アイテム
 

ランキング

最も多く閲覧されたアイテム
1位 「危険の予見可能... (754) 1st
2位 新自由主義に抗す... (558)
3位 故意犯と過失犯の... (472)
4位 731部隊と細菌戦 ... (449)
5位 19世紀フランスに... (292)

最も多くダウンロードされたアイテム
1位 「彼女たち」の近... (3789) 1st
2位 アセトアニリドの... (1095)
3位 インフルエンサー... (766)
4位 731部隊と細菌戦 ... (721)
5位 パッケージ・デザ... (534)

LINK

慶應義塾ホームページへ
慶應義塾大学メディアセンターデジタルコレクション
慶應義塾大学メディアセンター本部
慶應義塾研究者情報データベース