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2020000008-20200063  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル Heisenberg群のユニタリー表現とその既約分解へのPoisson幾何学と佐藤超関数の応用  
カナ Heisenbergグン ノ ユニタリー ヒョウゲン ト ソノ キヤク ブンカイ エノ Poisson キカガク ト サトウ チョウカンスウ ノ オウヨウ  
ローマ字 Heisenberggun no yunitarī hyōgen to sono kiyaku bunkai eno Poisson kikagaku to Satō chōkansū no ōyō  
別タイトル
名前 Application of Sato hyper functions to irreducible decompositions of the unitary representations of Heisenberg groups  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 池田, 薫  
カナ イケダ, カオル  
ローマ字 Ikeda, Kaoru  
所属 慶應義塾大学経済学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2021  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2020  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
G=GL_n(R)とする. Bを上三角Borel群とし旗多様体G/Bを考える. PをBを含むある極大放物型部分群とした時G/BはG/Pを底空間としたタワー構造を持つ. このタワー構造とはサイズの異なるHeisenberg群をfiberとするfiber束を重ねた構造である. G/B
上の力学系として戸田格子が知られているが, タワー構造を含めたG/B上の力学系はfull Kostant-戸田格子として知られている. Λを可積分系の研究でよく現れるシフト行列と呼ばれる定数行列とする. Λ+下三角Borel行列全体のなすアファイン空間をLax行列の空間という. G/Bと下三角羃零群Nを同一視し定数Lax行列Lに対してaLa^-1
をLax軌道という.下三角のBorel行列=0ならば羃零軌道となる. 冪零軌道の極小軌道はユニタリー表現の最小の構成要素となるが冪零軌道のアナロジーとして本研究では上記のLax軌道なるものを考えた. 最小Lax軌道とはどのようなものか, そのユニタリー表現の研究に果たす役割はどのようなものだろうか. G/BはG/Pを底空間とするタワー構造を持つ. G/Pは2n-3次元Heisenberg群と同相である. X=U/Rとする.Xの座標としてu=UのLie環でn,1成分=0と置いたものが取れる. 一方Lax軌道はR^(n-2)の点qを初期データとする戸田格子の軌道である. その時間発展のパラメーターをtとするとtはR^(n-2)に属する. このqとtでXをパラメトライズするためにfull Kostant-戸田格子のchop積分に関するHamiltonian flowsを用いる. このHamiltonian flowsはG/Bのタワー構造のfiberに沿った時間発展を与える. このパラメーター付けでXには偏極つきのsymplectic構造が定義できる. 2n-3次元Heisenberg群UはXにsymplectic作用を持つ. そしてその作用からX上の直線束の切断上にUのユニタリー表現が定義できる. その既約分解を考える時プロパーな成分を見つけその成分による既約分解を求めるために佐藤超関数を用いる.
Let G be GL_n(R) and B be the Borel subgroup of G. Let P be the maximal parabolic subgroup including B. The flag manifold G/B has tower structure
with base space G/P. The tower structure is nested fiber bundle structure where each fiber is homeomorphic to Heisenberg group. Let U be 2n-3dimensional Heisenberg group and R be its center. We consider the quotient
space X=U/R. We parameterize all points of X by time parameters t and parameter of conserved quantities q. t and q are points of R^(n-2). This parameterization brings to X the polarized symplectic structure. For this parameterization, we use chop integrals of the full Kostant-Toda lattice.
U has symplectic action on X. This action brings the unitary representation of U ρ. To find proper irreducible components of ρ, we use Sato hyper functions.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Feb 16, 2024 13:35:26  
作成日
Feb 16, 2024 13:35:26  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 16, 2024    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2020年度
 
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