慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

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2019000007-20190182  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 消費者法としてのデータ保護法制  
カナ ショウヒシャホウ トシテノ データ ホゴ ホウセイ  
ローマ字 Shōhishahō toshiteno dēta hogo hōsei  
別タイトル
名前 Data protection as consumer law  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 齊藤, 邦史  
カナ サイトウ, クニフミ  
ローマ字 Saito, Kunifumi  
所属 慶應義塾大学総合政策学部専任講師  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2019  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
消費者のプライバシー保護について、いわゆる自己情報コントロール権説の批判的検討を行い、査読論文として総務省の「情報通信政策研究」誌に発表した。そこでは、公法上の自己情報コントロールについて、プライバシー外延情報に対するコントロールの正当化に伴い、私人間を含む全方位に主張し得る人格権としての構成からの離陸が生じていることを指摘した。また、私法上の自己情報コントロールでは、私人間におけるプライバシー外延情報の手段的・予防的な保護を補完的に提供する指針として、「信頼としてのプライバシー」という理念が有益であることを示した。
また、データ保護におけるプラットフォーム事業者の役割に関する研究の成果として、プロバイダ責任制限法に関する論文をNextcom誌に発表した。そこでは、プロバイダ責任制限法3条1項で前提とされている送信防止措置の不作為による損害賠償責任が,法益侵害の危険源に対する事実的支配に基づく民法上の作為義務を想定していることを確認した。
In the Right to Control over Personal Information, which based on the theory of personal autonomy for the fundamental right under the Constitution of Japan, personal information are classified into two groups, Proper Privacy Information and Extended Privacy Information.
Regarding the control over personal information in public law, recent justifications for the control over Extended Privacy Information are based on the proper constraint on governmental power, which are distinct from the right to personal autonomy.
Even in the control over personal information in private law, it has been pointed out that self-determination of control is not a final purpose but a means to prevent invasions of privacy. The concept of "Privacy as Trust" can justify the control over the Extended Privacy Information, which has been outside the scope of the Right to Control over Personal Information.
This study does not deny the concept of "Privacy as Autonomy" for the protection against invasion of intimate relationships as the core of privacy. Rather, in order to prevent the violation of the Autonomy, the Trust should be protected appropriately.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Dec 16, 2022 10:39:28  
作成日
Dec 16, 2022 10:39:28  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Dec 16, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2019年度
 
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