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2019000007-20190162  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル エヤル・ワイツマンの思想と実践の検討を通じた新たな都市空間分析の方法論の構築  
カナ エヤル・ワイツマン ノ シソウ ト ジッセン ノ ケントウ オ ツウジタ アラタナ トシ クウカン ブンセキ ノ ホウホウロン ノ コウチク  
ローマ字 Eyaru Waitsuman no shisō to jissen no kentō o tsūjita aratana toshi kūkan bunseki no hōhōron no kōchiku  
別タイトル
名前 Development of a new method for urban space analysis through the consideration of Eyal Weizman's thought and practices  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 近森, 高明  
カナ チカモリ, タカアキ  
ローマ字 Chikamori, Takaaki  
所属 慶應義塾大学文学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2019  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
アクターネットワーク理論やオブジェクト指向存在論など、近年、人文・社会科学のなかでモノにアクターの役割を認める理論的動向が顕著になっている。そうした動向を踏まえつつ、独自のふるまいを果たすモノの次元に照準した都市空間論の方法論的視座を構想するうえで、「フォレンジック・アーキテクチャ」という独特の運動を先導する建築家エヤル・ワイツマンの思想と実践は、重要な参照項となりうる。本研究課題では、「フォレンジック・アーキテクチャ」に結びつくワイツマンの一連の仕事を総合的にレビューしたうえで、素材やインフラなど、マテリアルな次元に照準する新たな都市空間分析の方法論を構築することを目的とした。本年度におこなった具体的作業は以下の通りである。
①ワイツマンによる主要著作の整理と検討。『ホロウ・ランド』と『可能ななかで最小の悪』および『フォレンジック・アーキテクチャ』の主要論点を整理し、批判的に検討した。②隣接研究群のなかでのワイツマンの位置づけ。S.グレアムの都市インフラ論、A.アミンとN.スリフトの都市地理学、アクター・ネットワーク理論およびニュー・マテリアリズム、等々の流れのうちにワイツマンの議論を位置づけ、その特徴を明示化した。③新たな都市空間分析の方法の構築。ワイツマンの議論から抽出した論点を再構成し、マテリアルな次元に照準する都市空間分析のアプローチ方法の構築へとつなげた。
具体的成果として、饗庭伸(首都大学東京)、中島直人(東京大学)、杉崎和久(法政大学)、太田浩史(建築家)、田中大介(日本女子大学)の各氏と実施した共同研究の結果をまとめた『SD2019』(鹿島出版会)の特集「平成アーバニズム」に「「地域力」向上ゲームの希望と憂鬱」「早回しの風景」を寄稿した。前者では、観光まちづくりというフレームのなかで地域に終わりなき自己反省が求められるリスクを指摘し、後者では、郊外ロードサイドの形成プロセスとその語られ方の変移について批評的に概観した。
The theoretical tendency of assigning matters the role of actors, such as Actor Network Theory and Object Oriented Ontology, is becoming evident in the area of humanities and social science. Following such a tendency, Eyal Weizman's thought and practices would be a focal point of reference in order to form a new theoretical perspective of urban space analysis that focuses on the material dimension. This research project aimed at constructing a material-oriented methodology of urban space analysis, reviewing a series of Weizman's works that lead to Forensic Architecture. The following works were carried out to achieve the objective of the project: 1) Weizman's architectural thinking was reviewed and discussed with reference to works such as Forensic Architecture, Hollow Land, and The Least of All Possible Evils. 2) The characteristics of Weizman's approach were located and critically reviewed with reference to such studies as urban infrastructure study by S. Graham, urban geography by A. Amin and N. Thrift, actor-network theory, and new materialism. 3) An attempt of shaping the new method of urban space analysis was carried out through the reconstruction of the crucial topics extracted from Weizman's discussion.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Dec 16, 2022 10:39:26  
作成日
Dec 16, 2022 10:39:26  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Dec 16, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2019年度
 
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