慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

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2018000005-20180210  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 体操競技におけるコツの言語化に関する研究  
カナ タイソウ キョウギ ニ オケル コツ ノ ゲンゴカ ニ カンスル ケンキュウ  
ローマ字 Taisō kyōgi ni okeru kotsu no gengoka ni kansuru kenkyū  
別タイトル
名前 A study on the verbalization of skills in gymnastics  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 水鳥, 寿思  
カナ ミズトリ, ヒサシ  
ローマ字 Mizutori, Hisashi  
所属 慶應義塾大学総合政策学部専任講師 (有期)  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2019  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2018  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
本研究は体操競技におけるコツに関する研究として,基本技のひとつである伸腕屈身力倒立について分析を行った.体操競技の練習では試技のたびに演技を撮影し,実施した感覚や過去の自身の映像,あるいは優れた選手と比較しながら理想のイメージに近づけていく.その際,選手自身やコーチの経験によるコツやカンを頼りに指導が行われることが一般的である.過去のイメージや経験は100%狂いなく記憶されていることは考えにくく,思い込みに変わってしまうことも少なくない.指導の現場でのコーチは,伸肘倒立が得意な選手は肩や腰に重心を乗せて,ほとんど余分な力を使わずに美しくこなすことができると考えられている.本研究では「乗せ」というコツが科学的にどのような状態であるか説明するための科学的分析を行った.方法として,男子大学器械体操選手を対象とし,カメラおよびフォースプレートを用いて股関節屈曲動作に焦点を充て床運動の伸肘倒立動作時の手関節,肩関節および股関節トルクを推定し,伸肘倒立の技術レベルの違いが関節トルク発揮に影響を与えるのかどうか検討した.その結果,先行研究に示されていた股関節の柔軟性のみならず,肩関節屈曲角度に差が見られ,skilledは肩関節の大きな屈曲角度を保持することで,COP(Center Of Pressure)とCOM(Center Of Mass)を鉛直線上により一致させることが可能となる.その結果,skilledではTOからLHPにかけて,肩関節屈曲トルク発揮を抑制し,股関節では屈曲トルクから伸展トルクに移行させることが示された.伸肘倒立における技術とは,股関節トルク発揮を伸展トルクに移行させることであると考えられる.選手自身は力の使用が少なく技を実施することができ,審判からは無駄のない美しい演技であると評価されるものと推察される.3Dセンサーによる自動採点システムの採用が近いとされる体操界において,映像からコツを理解することが重要になるであろう.
This research conducted the biomechanics-experiment about the press to handstand (hereinafter referred to as PHDST) for the purpose of the performance improvement for Artistic Gymnastics. The experiment performed the verification with the hypothesis about the size of each joint torque, and the difference of timing. It is the experiment which performs the closed leg press handstand from a standing position. It focused on hip joint crookedness operation. Using the camera and the force plate, the hand joint, the shoulder joint, and hip joint torque at the time of PHDST were presumed, and, specifically, change of joint torque was investigated. The data of this experiment is performance (digital image) which the men university gymnasts including an elite player performed. In addition to the flexibility of a hip joint shown in previous research, the significant difference was shown in the flexion angle of a shoulder joint. What skilled gymnasts performed is as follows.
- Size maintenance can be carried out at the flexion angle of a shoulder joint.
- Time until COP and COM are located in a line on a straight line is short.
It is thought that a referee judges a state with little use of such power to be beautiful, and the demerit mark item of it is lost. Furthermore, the feeling instruction to gymnastics "rides" is as follows.
- It is shown by the hip joint torque when shifting to expansion from flexion.
- The period until it rides is flexion.
- It is expansion after riding.
The completeness of skill in element in performance is recognized to be beautiful as a result.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Apr 12, 2024 12:59:45  
作成日
Oct 24, 2022 13:35:30  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Oct 24, 2022    インデックス を変更
Apr 12, 2024    著者,抄録 内容 を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2018年度
 
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