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2018000005-20180191  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 監査報告書における監査上の主要な事項 (key audit matter)  
カナ カンサ ホウコクショ ニ オケル カンサジョウ ノ シュヨウナ ジコウ (key audit matter)  
ローマ字 Kansa hōkokusho ni okeru kansajō no shuyōna jikō (key audit matter)  
別タイトル
名前 Key audit matter  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 深井, 忠  
カナ フカイ, タダシ  
ローマ字 Fukai, Tadashi  
所属 慶應義塾大学商学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2018  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
現在の監査報告書は、財務諸表及び監査報告書の利用者に結果だけを伝達するのみで、そこに情報価値がないことが以前から指摘されていたことから、国際的な監査基準設定主体は相次いで監査報告書の改革を達成した。その結果、監査上の主要な事項(KAM;Key Audit Matter)を監査報告書に記載することが求められるようになった。
それは、監査人と監査委員会との間でコミュニケーションが行われた、又は行うことが求められた事項であり、かつ① 財務諸表の重要な勘定科目又は開示に関連し、② 特に困難、主観的、又は複雑な監査人の判断を伴う事項である。
我が国でも2018年に監査基準の改正により制度化された。
こうした監査報告書の改善に関するコンセプトは、監査報告書の表面的な文言の修正ではなく、監査人の観点から捉えた有用な情報を利用者に提供することにある。
KAMの導入は、企業内容開示制度の今後を左右すると言える。それは、何よりもまず監査人と経営者・統治責任者とのコミュニケーションの有効性に依存する。しかし、KAMは企業と監査人の対立を生む要因でもあり、両者のコミュニケーションは簡単ではない。しかも監査報告書におけるKAMの記載が経営の失敗を示唆していると誤認される可能性さえある。
また、KAMの記載がボイラープレート化することも大きな懸念事項である。本来、特定の企業の特定の年度における状況は2つとしてないから、同じ監査報告書は皆無のはずである。しかし、惰性に流されマンネリ化していくのは制度が先行するフランスの例を引くまでもない。クライアントとの関係性の悪化を恐れ、踏み込んだKAMの記載を躊躇することもあり得る。
如上のようにKAMの実効性確保は容易ではない。しかし財務諸表の公表だけでは企業内容開示制度は機能しない。充実した会計監査と合わせて初めて完結する。今まで以上に、監査人の企業内容開示制度にける役割が重要になることは疑いがない。
Many say the current audit reports have no information value for the users of the financial statements. Therefore, The International Auditing and Assurance Standards Board (IAASB) has revised the auditing standards to improve the audit reports and required KAM be included in the audit reports. In Japan, KAM was institutionalized in 2018 as a result of revisions to the auditing standards.
The main concept of the improvement of the audit reports is not to amend the wording of the audit reports but to provide users with useful information from the viewpoint of the auditors.
The introduction of KAM can influence the future of the disclosure system. It depends primarily on the effectiveness of the communication among auditors and those charged with governance.
However, KAM is also a factor that causes a conflict between auditors and their clients, and communication between the two is not easy. Moreover, management may misidentify that the existence of KAM suggests management failure.
And it is a matter of concern the wording of KAM will be increasingly similar (boilerplate). The same audit report should be nil as there are no two situations in a particular year for a particular company. However, in France, KAM is not working effectively. Auditors may be overwhelmed by the detailed KAM description, fearing the deterioration of their relationships with clients.
As mentioned above, it is not easy to ensure the effectiveness of KAM. However, the disclosure system does not work well with financial statements alone. It will only be completed in conjunction with informative audits. There is no doubt that the role of the auditors in the disclosure system will be more important than ever before.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Oct 24, 2022 13:35:28  
作成日
Oct 24, 2022 13:35:28  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Oct 24, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2018年度
 
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