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2018000005-20180164  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル マラルメ・詩人とその時代  
カナ マラルメ・シジン ト ソノ ジダイ  
ローマ字 Mararume shijin to sono jidai  
別タイトル
名前 Mallarmé and his "siècle"  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 原, 大地  
カナ ハラ, タイチ  
ローマ字 Hara, Taichi  
所属 慶應義塾大学商学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2019  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2018  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
計画している著書のうち、次の各章を構成する論文を書き直し、一書としての体裁を整える作業を行なった。
第七章 『ヴィリエ・ド・リラダン』――マラルメと死
第八章 書物と新聞、詩人と群衆――マラルメとジャーナリズム
第九章 マラルメの「詩」――自然と人間
また、フランス国立図書館などへの追加調査のため、フランスへの出張を実施した。
以上の作業から、『ステファヌ・マラルメとその<世紀>』と題した書物を慶應義塾大学出版会から出版する計画で、学術振興会の出版助成を申請した。本書の概要は次の通りである。
詩人ステファヌ・マラルメとは誰だったのか ― 本書が問うところはここに尽きる。ただし本書は、この問いに対して、たとえば「マラルメ詩学の本質」のようなものを提示しようとするものではない。マラルメという詩人の実相は、何であれ簡明な理念に要約されるようなものではなく、彼の変容の過程そのものにある ― ここに本書の方法論的前提がある。一足飛びにマラルメが達成した詩境を描きだすのではなく、彼が時代の条件と生の変動にさらされながら、いかにして詩人たろうとしたのかを探ること、換言すれば、彼が辿った道のりを、ある厚みをもった叙述のうちに明らかにすることが本書の目的である。
この目的に従って、本書は対象作品をゆるやかな年代順に配列することを構成の基本としている。主にマラルメの初期作品を扱う第I部、中期の散文作品と現代性の問題を中心に論じる第II部、同じく中期ではあるが、韻文作品に対象を絞ってゆく第III部、マラルメの文学の特性が存分に発揮される後期散文を分析した第IV部――こうして順を逐うことで、詩人マラルメの生成の歴史が描かれるだろう。中期に多くの分量をあてるのは、この時期にもたらされた彼の詩観の転回をきちんと整理することが、その前後を含めた生涯の全体を見晴らすために必要となるからである。
Who was the poet Stefanu Malarme? This is where the book asks. However, this book does not attempt to present something like "the essence of Malarme poetry" in response to this question. The reality of the poet Malalme is not something that can be summed up in a simple philosophy, but in the process of his transformation – here is the methodological premise of this book. Rather than depicting the poetry that Malalume achieved, he explored how he wanted to be a poet, exposed to the conditions and life of the times, in other words, the path he followed. The purpose of this book is to clarify it in a narrative with a certain thickness. According to this purpose, this book is based on arranging the works in chronological order. Part I, which deals mainly with early Malalme works, Part II, which focuses on the prose of mid-terms and contemporary issues, Part III, which is also mid-term, but focuses on rhyme works, Malalme literature Part IV of analyzing late prose that fully demonstrates the characteristics of this—thus, step by step, will portray the history of the generation of the poet Malarme. The reason for the large amount in the mid-term is that it is necessary to properly organize the turn of his poetry brought about during this period in order to overlook the whole life, including before and after.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Oct 24, 2022 13:35:24  
作成日
Oct 24, 2022 13:35:24  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Oct 24, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2018年度
 
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