慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)

ホーム  »»  アイテム一覧  »»  アイテム詳細

アイテム詳細

アイテムタイプ Article
ID
KAKEN_17K03772seika  
プレビュー
画像
thumbnail  
キャプション  
本文
KAKEN_17K03772seika.pdf
Type :application/pdf Download
Size :163.7 KB
Last updated :Mar 5, 2021
Downloads : 386

Total downloads since Mar 5, 2021 : 386
 
本文公開日
 
タイトル
タイトル 予算編成過程における投資的経費への制約の有効性  
カナ ヨサン ヘンセイ カテイ ニ オケル トウシテキ ケイヒ エノ セイヤク ノ ユウコウセイ  
ローマ字 Yosan hensei katei ni okeru tōshiteki keihi eno seiyaku no yūkōsei  
別タイトル
名前 Effects of a fiscal cap on expenditure on investments in the budgetary process  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 寺井, 公子  
カナ テライ, キミコ  
ローマ字 Terai, Kimiko  
所属 慶應義塾大学・経済学部 (三田) ・教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク 科研費研究者番号 : 80350213
 
出版地
 
出版者
名前  
カナ  
ローマ字  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 科学研究費補助金研究成果報告書  
翻訳  
 
 
2019  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
政府内で2期にわたって予算を決定する主体 (プリンシパル) と予算を支出する主体 (エージェント) との間で目的が異なるとき、どのような予算配分が行われるかについて分析を行った。その結果、以下のような示唆が得られた。まず、1期と2期の投資が代替的であれば、エージェントは1期の予算の一部を私的な目的に使うことで、2期により多くの予算を獲得できる。次に、プリンシパルが最後の期の予算の上限にコミットできるとき、このような財政制約はエージェントの私的流用を防止する。3番目に、マクロ・ショックなどのリスクに備えるため、プリンシパルが設定する予算の上限は、最適な水準を超えた寛大なものになる。
I conducted a model analysis on a principal-agent relationship in the budgetary process, in which a principal allocates budgets across two periods. An agent is delegated authority by the principal to spend entire budgets on investments, but he/she can steal from them. I obtained the following results from the analysis. First, if investments in two periods are substitutes, the agent, by stealing in the first period, he/she can obtain a large budget from the principal in the second period. Second, if the principal can commit to the fiscal cap placed on the budget for the final period, it incentivizes the agent not to steal. Finally, the fiscal cap is set at an inefficiently high level by the principal who fears a risk, such as macro shocks.
 
目次

 
キーワード
予算過程  

プリンシパル・エージェントモデル  

シーリング  

財政制約  

投資的支出  
NDC
 
注記
研究種目 : 基盤研究 (C) (一般)
研究期間 : 2017~2019
課題番号 : 17K03772
研究分野 : 公共経済学
 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Mar 05, 2021 13:23:35  
作成日
Mar 05, 2021 13:23:35  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Mar 5, 2021    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 科学研究費補助金研究成果報告書 / 2019年度 / 日本学術振興会
 
関連アイテム
 

ランキング

最も多く閲覧されたアイテム
1位 世襲経営者のマネ... (1003) 1st
2位 「危険の予見可能... (622)
3位 故意犯と過失犯の... (556)
4位 新自由主義に抗す... (517)
5位 731部隊と細菌戦 ... (487)

最も多くダウンロードされたアイテム
1位 価格に対する消費... (970) 1st
2位 新田敏教授略歴・... (846)
3位 Pseudo-Adversari... (653)
4位 アセトアニリドの... (522)
5位 インフルエンサー... (509)

LINK

慶應義塾ホームページへ
慶應義塾大学メディアセンターデジタルコレクション
慶應義塾大学メディアセンター本部
慶應義塾研究者情報データベース