アイテムタイプ |
Article |
ID |
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プレビュー |
画像 |
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キャプション |
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本文 |
2021000003-20210219.pdf
Type |
:application/pdf |
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Size |
:114.6 KB
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Last updated |
:Feb 16, 2024 |
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本文公開日 |
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タイトル |
タイトル |
寛容の美学
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カナ |
カンヨウ ノ ビガク
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ローマ字 |
Kan'yō no bigaku
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別タイトル |
名前 |
The aesthetics of toleration
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カナ |
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ローマ字 |
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著者 |
名前 |
沼尾, 恵
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カナ |
ヌマオ, ケイ
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ローマ字 |
Numao, Kei
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所属 |
慶應義塾大学理工学部准教授
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所属(翻訳) |
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役割 |
Research team head
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外部リンク |
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版 |
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出版地 |
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出版者 |
名前 |
慶應義塾大学
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カナ |
ケイオウ ギジュク ダイガク
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ローマ字 |
Keiō gijuku daigaku
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日付 |
出版年(from:yyyy) |
2022
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出版年(to:yyyy) |
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作成日(yyyy-mm-dd) |
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更新日(yyyy-mm-dd) |
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記録日(yyyy-mm-dd) |
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形態 |
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上位タイトル |
名前 |
学事振興資金研究成果実績報告書
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翻訳 |
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巻 |
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号 |
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年 |
2021
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月 |
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開始ページ |
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終了ページ |
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ISSN |
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ISBN |
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DOI |
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URI |
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JaLCDOI |
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NII論文ID |
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医中誌ID |
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その他ID |
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博士論文情報 |
学位授与番号 |
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学位授与年月日 |
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学位名 |
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学位授与機関 |
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抄録 |
本研究は、寛容な社会というものを美学的な観点からアプローチする試みであった。昨今の政治哲学の研究は、正・不正という正義論を基軸として語られることが多く、逆に醜・美という美学的観点から議論されることはほとんどないのが現状である。しかし、政治哲学がひとというものを主題にしている以上、感性を考慮せざるを得ないという意識から本研究の問いが生まれた。
本研究では、まず寛容とは何かという問いと、美とは何かという問いについてそれぞれ研究したうえで、寛容な社会とは美しいのか、という問いに次第に焦点をあわせていった。しかし、寛容な社会というものも、実のところ、明瞭なものではなく、寛容な社会というものを「見える化」(視覚的なことだけにかぎらず、聴覚的、嗅覚的、味覚的などのこともさす)していく必要性があるということを研究していくうちに気づかされた。また、こうした流れのなか、寛容がどのように表象されていたのかにも関心が広がり、美術において寛容がどのような形で描かれてきたのかにも調査範囲を拡大した。
研究期間では、主に論文執筆を目指してきたが、問題の大きさが次第に明らかになり、ひとつの論文ではまとめることができないということが見えてきた。そのため、ふたつの論文を同時に書き始める方針に方向転換した。ひとつは、政治思想史研究における感性的観点の導入の可能性にかんするものであり、もうひとつは、寛容と美の概念そのものにより迫り、このふたつがどう交差するのかにかんするものであった。また海外の研究者とオンラインでの懇談をとおし、本研究を専門のジョン・ロック研究につなげる可能性を見い出すこともできた。
想定していたよりテーマが膨大なことが判明した一方で、研究の可能性もより鮮明になったと考えている。最終的にはふたつの論文が執筆途中で年度末になったが、今後の研究につながる重要な一歩を踏み出せたと評価している。
The aim of this research project was to consider the idea of toleration from an aesthetic perspective. More specifically, I examined what a tolerant society was and whether it was something that could be considered beautiful. The project aimed to help us visualize a tolerant society as well as diversify the ways in which we can evaluate such a society. During this academic year, I began writing drafts of two papers: one that looks at the possibility of making the study of political theory more sensory, and another that looks at the relation between moral and aesthetic judgments of the idea of toleration.
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キーワード |
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ジャンル |
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著者版フラグ |
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関連アイテム |
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