アイテムタイプ |
Article |
ID |
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プレビュー |
画像 |
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キャプション |
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本文 |
KO12005001-00002020-0019.pdf
Type |
:application/pdf |
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Size |
:2.5 MB
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Last updated |
:Mar 17, 2023 |
Downloads |
: 124 |
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本文公開日 |
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タイトル |
タイトル |
銀行の持つ地方中小企業情報のスコア化による事業承継型M&Aの促進
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カナ |
ギンコウ ノ モツ チホウ チュウショウ キギョウ ジョウホウ ノ スコアカ ニ ヨル ジギョウ ショウケイガタ M&A ノ ソクシン
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ローマ字 |
Ginkō no motsu chihō chūshō kigyō jōhō no sukoaka ni yoru jigyō shōkeigata M&A no sokushin
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別タイトル |
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著者 |
名前 |
香西, 孝司
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カナ |
コウサイ, コウジ
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ローマ字 |
Kōsai, Kōji
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所属 |
慶應義塾大学大学院理工学研究科博士課程
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所属(翻訳) |
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役割 |
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外部リンク |
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名前 |
小杉, 俊哉
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カナ |
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ローマ字 |
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所属 |
慶應義塾大学理工学部訪問教授; 合同会社THS 経営組織研究所代表社員
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所属(翻訳) |
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役割 |
Thesis advisor
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外部リンク |
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名前 |
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カナ |
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ローマ字 |
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所属 |
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所属(翻訳) |
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役割 |
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外部リンク |
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版 |
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出版地 |
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出版者 |
名前 |
慶應義塾大学 博士課程教育リーディングプログラム オールラウンド型「超成熟社会発展のサイエンス」事務局
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カナ |
ケイオウ ギジュク ダイガク ハクシ カテイ キョウイク リーディング プログラム オールラウンドガタ「チョウセイジュク シャカイ ハッテン ノ サイエンス」ジムキョク
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ローマ字 |
Keiō gijuku daigaku hakushi katei kyōiku rīdingu puroguramu ōruraundogata "Chōseijuku shakai hatten no saiensu" jimukyoku
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日付 |
出版年(from:yyyy) |
2020
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出版年(to:yyyy) |
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作成日(yyyy-mm-dd) |
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更新日(yyyy-mm-dd) |
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記録日(yyyy-mm-dd) |
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形態 |
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上位タイトル |
名前 |
超成熟社会発展のための政策提言書
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翻訳 |
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巻 |
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号 |
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年 |
2020
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月 |
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開始ページ |
1
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終了ページ |
20
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ISSN |
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ISBN |
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DOI |
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URI |
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JaLCDOI |
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NII論文ID |
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医中誌ID |
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その他ID |
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博士論文情報 |
学位授与番号 |
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学位授与年月日 |
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学位名 |
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学位授与機関 |
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抄録 |
地方中小企業において後継者不足の問題は深刻化しており、積極的な事業承継型M&Aが求められている。事業承継型M&Aを促すためのマッチングシステムや仲介業者は数多く存在するが、全体的な傾向として後継者不足を解決できるほどM&Aは促進されていない。その大きな原因の一つに、多くの場合地方中小企業の情報が十分に外部に周知されておらず、M&Aの候補に挙がりづらい、あるいは検討が進みづらいという実情がある。M&Aの検討材料として、現場で密にコミュニケーションをとってきた地方銀行の持つ情報は有益である。銀行が持つ情報を活用することで、地方中小企業の対外的情報不足という課題を解決できる可能性を秘めている。しかし、現場の銀行員が持つそれら有益な企業情報は財務のように単純な数値で表せない場合が多く、共有や活用は非常に困難である。
筆者らは上記背景のもと、株式会社ふくおかフィナンシャルグループからの依頼を受け、行員の持つ現場の情報を活用した事業評価手法の考案に取り組んだ。具体的には、行員の持つ情報が行内で共有、活用されることを促進するために、企業競争力の理論的知識に則り、行員への質問票より企業の人材、社会性について算出するスコアを考案した。結果としてスコアと業績の相関は見られず、より適切なスコアの考案が求められる。しかし、現場の行員が持つ情報を簡便なスコアに落とし込むという方針は銀行にとっても受け入れやすく、有効であるという所感を得た。したがって、正しく企業の競争力を評価できるスコアを考案できれば、地方中小企業の評価指標として機能し、M&Aを促進することが期待される。
そこで本稿では、地方中小企業の事業承継型M&Aを促進すべく、銀行のもつ現場の情報をもとに、地方中小企業を定量的に評価できる共通スコアを考案すること、およびそのスコアを導線として事業承継型M&Aのマッチングを促進するオンラインポータルの設立を提言する。共通スコアの考案とポータル運営は、スコア化に必要なノウハウを有した企業などを誘致して担ってもらい、プロジェクトの費用の一部、および地元銀行や企業とのネットワークの点で地域の自治体より支援を行う。誘致企業は理論的知識や銀行からの情報をもとにスコアを考案し、そのうえでスコアや銀行員の声を含む地元企業の情報をポータルに掲載する。そして、M&Aを検討している外部企業やM&A仲介組織が地方中小企業の情報をポータルにて閲覧し、スコアなどから企業の力を評価、検討することができる。その結果、従来は情報不足で進みにくかった地方中小企業の事業承継型M&A促進が期待される。
以上、本稿では地方銀行の持つ地元企業の情報をもとにした定量的な評価スコアの開発、およびスコアを含む企業情報をもとに事業承継型M&Aマッチングの促進を、必要なノウハウを有した企業を誘致、そして自治体より支援することで実行することを提言する。本提言の実現により事業承継型M&Aが促進され、地方中小企業の後継者不足という大きな課題の解決が期待される。
提言先
経済産業省(各地域の経済産業局、中小企業庁)、地方自治体
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目次 |
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キーワード |
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NDC |
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注記 |
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言語 |
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資源タイプ |
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ジャンル |
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著者版フラグ |
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関連DOI |
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アクセス条件 |
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最終更新日 |
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作成日 |
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所有者 |
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更新履歴 |
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関連アイテム |
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