慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

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KAKEN_17H03620seika  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル マルチオミクス解析によるクマムシ乾眠機構の全体像の解明  
カナ マルチオミクス カイセキ ニ ヨル クマムシ カンミン キコウ ノ ゼンタイゾウ ノ カイメイ  
ローマ字 Maruchiomikusu kaiseki ni yoru kumamushi kanmin kikō no zentaizō no kaimei  
別タイトル
名前 Multiomics analysis of tardigrade anhydrobiosis to elucidate the overview of its molecular machinery  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 荒川, 和晴  
カナ アラカワ, カズハル  
ローマ字 Arakawa, Kazuharu  
所属 慶應義塾大学・環境情報学部 (藤沢) ・准教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク 科研費研究者番号 : 40453550
 
出版地
 
出版者
名前  
カナ  
ローマ字  
日付
出版年(from:yyyy) 2021  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 科学研究費補助金研究成果報告書  
翻訳  
 
 
2020  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
クマムシ乾眠の分子機構の全体像を明らかにするため、マルチオミクス解析によってまず乾眠誘導型クマムシにおいて1422個の遺伝子が誘導されることを見出し、このうち928個の保存されたコンポーネントを乾眠のコアセットと定義した。また、時系列リン酸化プロテオミクスによってこの遺伝子発現誘導がAMPKシグナリングを介して制御されることを明らかにした。さらに、UV照射からの復帰と乾眠の交叉によって、酸化ストレスからの修復に関わる新規遺伝子AMNPを同定した。加えて、CAHSの作用機序に液-液層分離が関与することを見出し、クマムシ乾眠の多岐にわたる分子機構を明らかにした。
In order to elucidate the overall molecular mechanism of tardigrade anhydrobiosis, we first identified through multi-omics analysis that 1,422 genes are significantly induced in H. exemplaris which requires de novo gene expression for successful anhydrobiosis, and 928 of these to be conserved components, which we defined as the core gene set of anhydrobiosis. Time-series phosphoproteomics revealed that the induction of this drastic differential gene expression is regulated via AMPK signaling. Furthermore, we identified a novel gene, AMNP, involved in the repair from oxidative stress by the cross-tolerance assay of UV irradiation and anhyrobiosis. In addition, we found that liquid-liquid phase separation is involved in the mechanism of action of CAHS, and altogether elucidated the complex molecular mechanisms of tardigrade anhydrobiosis.
 
目次

 
キーワード
クマムシ  

乾眠  

ゲノム  

トランスクリプトーム  

プロテオーム  

マルチオミクス  
NDC
 
注記
研究種目 : 基盤研究 (B) (一般)
研究期間 : 2017~2020
課題番号 : 17H03620
研究分野 : システム生物学
 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
May 17, 2022 13:20:28  
作成日
May 17, 2022 13:20:28  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
May 17, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 科学研究費補助金研究成果報告書 / 2020年度 / 日本学術振興会
 
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