アイテムタイプ |
Article |
ID |
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プレビュー |
画像 |
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キャプション |
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本文 |
2022000010-20220102.pdf
Type |
:application/pdf |
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Last updated |
:Jul 1, 2024 |
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本文公開日 |
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タイトル |
タイトル |
近世民衆思想史の基礎的研究
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カナ |
キンセイ ミンシュウ シソウシ ノ キソテキ ケンキュウ
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ローマ字 |
Kinsei minshū shisōshi no kisoteki kenkyū
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別タイトル |
名前 |
Basic research on the history of popular thought in early modern Japan
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カナ |
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ローマ字 |
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著者 |
名前 |
上野, 大輔
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カナ |
ウエノ, ダイスケ
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ローマ字 |
Ueno, Daisuke
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所属 |
慶應義塾大学文学部准教授
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所属(翻訳) |
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役割 |
Research team head
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外部リンク |
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版 |
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出版地 |
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出版者 |
名前 |
慶應義塾大学
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カナ |
ケイオウ ギジュク ダイガク
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ローマ字 |
Keiō gijuku daigaku
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日付 |
出版年(from:yyyy) |
2023
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出版年(to:yyyy) |
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作成日(yyyy-mm-dd) |
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更新日(yyyy-mm-dd) |
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記録日(yyyy-mm-dd) |
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形態 |
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上位タイトル |
名前 |
学事振興資金研究成果実績報告書
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翻訳 |
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巻 |
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号 |
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年 |
2022
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月 |
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開始ページ |
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終了ページ |
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ISSN |
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ISBN |
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DOI |
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URI |
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JaLCDOI |
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NII論文ID |
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医中誌ID |
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その他ID |
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博士論文情報 |
学位授与番号 |
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学位授与年月日 |
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学位名 |
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学位授与機関 |
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抄録 |
2年目の今年度も、昨年度に引き続き研究課題と関わる史料や先行研究の調査・検討に力を注いだ。それを通じて、近世日本の民衆思想に関する事実関係や論点を整理し、新しい成果を発表することができた。
まず、「近世人の仏教信仰 ―仏教は信仰されていたのか―」と題する解説論文を、岩城卓二・上島享・河西秀哉・塩出浩之・谷川穣・告井幸男編著『論点・日本史学』(ミネルヴァ書房、2022年)に掲載頂いた。本稿では、近世仏教に関する研究史や学術用語を押さえた上で、近世の人々を取り巻く宗教的環境の成立、信仰主体の在り方、信仰対象となった教えについて論述し、仏教がそれなりに信仰されていたことを主張した。
次に、小林准士『日本近世の宗教秩序 ―浄土真宗の宗旨をめぐる紛争―』(塙書房、2022年)の書評を『日本史研究』第724号(2022年)に発表した。小林著では、民衆の信仰やそれに影響を与えた宗教者の動向についても扱われており、本研究課題と密接に関連する。
また、山口県編『山口県史』通史編近世(山口県、2022年)が刊行され、私が執筆を担当した「第7編第3章 宗教文化の諸相」では、萩藩地域の民衆の思想・信仰についても具体的に論じている。
加えて、昨年度に引き続き、近世民衆の生活における思想・信仰に関する新稿の作成を進めた。順調にいけば、共編の図書に収録された一論文として、2023年に発表できる見込みである。
本興寺編『本興寺文書』第7巻(清文堂出版、2024年刊行予定)に収録する史料の校正・検討を進めたことも付記しておきたい。この史料中には、近世民衆と法華宗寺院とのつながりが分かるものも含まれている。
なお、2022年8月の中津市教育委員会のアーカイブズ講座で「江戸時代の民衆と浄土信仰」と題するセミナー報告を担当し、浄土宗の鯨回向の事例を手がかりに民衆思想の把握を試みた。
以上のように、今年度も概ね順調に研究を進めることができた。ただし、計画通りに実施できなかった史料調査もあるため、今後の課題としたい。
In this second year, I continued to focus on researching and reviewing historical documents and previous studies related to my research project. By doing so, I was able to organize facts and issues related to popular thought in early modern Japan and produce new results.
I wrote a book review and other manuscripts related to my research project and presented at one seminar. In these ways, I presented specific findings on the Buddhist thoughts of early modern people. I also participated in the editing and publication of a collection of historical documents related to my research project.
Overall, I was generally able to carry out my research smoothly this year. However, I was not able to conduct some research on historical documents as planned. I would like to address this issue in the future.
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キーワード |
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資源タイプ |
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著者版フラグ |
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