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2022000010-20220062  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 市場区分の変更とコーポレートガバナンス  
カナ シジョウ クブン ノ ヘンコウ ト コーポレート ガバナンス  
ローマ字 Shijō kubun no henkō to kōporēto gabanansu  
別タイトル
名前 Corporate governance and stock market restructuring  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 杉田, 貴洋  
カナ スギタ, タカヒロ  
ローマ字 Sugita, Takahiro  
所属 慶應義塾大学法学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2023  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2022  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
本研究は、2022年4月の金融商品取引所による市場区分見直しが上場会社の規律付けに及ぼす影響について考察することを目的とするものである。市場区分の見直しは、会社法改正や関連するソフトロー改定の一環と位置付けられるが、こうした一連の変革が上場会社の規律にとっていかなる意味を持ち、影響を持つのかを検討した。2021年以降、俄に、敵対的買収や買収防衛策に関わる事件が頻発した。こうした動きも、上記変革の影響があったと考えられる。こうした問題意識から、新株予約権無償割当てを伴う買収防衛策の導入・発動の是非が問題となった裁判例を取り上げて検討した。具体的には、東京高決令和3年8月10日・資料版商事法務450号143頁および東京高判令和3年12月16日・資料版商事法務455号112頁を検討した。「富士興産新株予約権無償割当差止請求抗告事件」法学研究95巻12号(2022年12月)39-46頁では、前者の決定に基づき、関連する裁判例や学説も踏まえ、買収防衛策の導入・発動の際の株主総会決議の意義について検討した。後者の事件では、支配権争いが表面化した株式会社において、会社が株主に対し取得の目的等の情報提供を求めることについての株主総会承認決議の瑕疵が問題となった。同事件について、検討したのが「議決権行使書面の行使期限としての「特定の時」」ジュリスト臨時増刊・令和4年度重要判例解説(2023年4月)81-82頁である。以上のほか、「商法における営利性の意義をめぐって」法学研究96巻1号(2023年1月)27-37頁では、商法上の商人・商行為の要件として求められる営利性の意義について、営利性の意義を稀薄化させる解釈に反対する立場から検討した。商法501条1号の商行為では、「利益」獲得目的が、明確に要件として求められており、そのこととの平仄からいっても、営利性の意味を薄めて理解することはできないことを論じた。
The purpose of this study is to examine the impact of the April 2022 revision of market divisions by financial instruments exchanges on the discipline imposed on listed companies. The restructuring of market divisions is positioned as part of revisions to the Companies Act and related Soft Law revisions. Since 2021, incidents related to hostile takeovers and takeover defense measures have occurred frequently. It is thought that these movements were also influenced by the above-mentioned reforms. Based on this awareness of the issue, I have taken up and examined judicial precedents in which introducing and invoking takeover defense measures involving the allotment of stock acquisition rights without compensation were questioned. Specifically, the Tokyo High Court Decision of August 10, 2021 and the Tokyo High Court decision of December 16, 2021 were examined. I have examined the significance of shareholder meeting resolutions when introducing and activating takeover defense measures. And I have examined the significance of profitability, which is required as a requirement for merchants and commercial activities under the Commercial Code, from the standpoint of opposing interpretations that dilute the significance of profitability. I emphasized that Article 501(1) of the Commercial Code clearly stipulates the purpose of obtaining a "profit" as a requirement.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Jul 01, 2024 14:26:24  
作成日
Jul 01, 2024 14:26:24  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Jul 1, 2024    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2022年度
 
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