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2021000003-20210110  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル フアン・ホセ・サエールの詩学 : 『グロサ』におけるダンテとの間テクスト性を通して  
カナ フアン・ホセ・サエール ノ シガク : 『グロサ』ニ オケル ダンテ トノ カンテクストセイ オ トオシテ  
ローマ字 Fuan Hose Saēru no shigaku : "Gurosa" ni okeru Dante tono kantekusutosei o tōshite  
別タイトル
名前 Poetics of Juan José Saer : through the intertextuality with Dante in Glosa  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 浜田, 和範  
カナ ハマダ, カズノリ  
ローマ字 Hamada, Kazunori  
所属 慶應義塾大学法学部専任講師  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2022  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2021  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
本研究は、アルゼンチンの作家フアン・ホセ・サエール(1937-2005)の代表作『グロサ』(1986)におけるダンテとの間テクスト性を通じて、作家自身の創作原理の一端を明らかにするものである。遂行にあたっては作家本人、ならびにアルゼンチン文学/ラテンアメリカ文学さらには人文学一般に関する研究文献を入手して草稿レベルからの作家研究および作品分析を行い、その成果を第42回ラテンアメリカ学会定期大会にて個人発表「フアン・ホセ・サエール『グロサ』」におけるダンテの存在」として発表した。発表の概要は以下の通りである。
『グロサ』においては古典から現代に至るさまざまな作家との間テクスト性が見られるが、ダンテとのそれは詳細に顧みられてこなかった。とはいえ作家が書いた三篇の詩「ダンテ」において観察しうる特徴、特に三人での散歩という要素は『グロサ』と重なるものであり、また小説終結部の虚無的な宇宙観が『天国篇』への対抗として書かれているのみならず、未来の破局から現在を照射するその構成は比喩形象的リアリズム(アウエルバッハ)を逆向きの形で具現化している。そのようなアイロニカルな間テクスト性を通じることで、『グロサ』における瞬間的なエピファニーが明らかになる。特にその記述に隣接する埋み火のイメージは、ダンテの火とは異なるサエール独自の形象へと昇華されており、メランコリーの虚無的な宇宙の中で記憶を原動力に儚く展開する生の営みとしての語り、というサエール詩学の核心が『グロサ』に観察されることを立証した。
上の報告に基づいた学術論文をスペイン語にて執筆し、現在投稿先を探している。また副産物として、『グロサ』日本語訳の準備を進め、こちらは2022年刊行予定となっている。
This research aims to clarify the principle of the creation of the Argentine writer Juan José Saer (1937-2005), through the intertextuality between his masterpiece Glosa (1986) and Dante. To accomplish the purpose, I obtained several materials on the author, Argentine or Latin American literature or Humanities in general, and tried a genetic approach as well as an analysis of the novel itself. The result of the investigation was published as an academic paper titled "The Presence of Dante in Juan José Saer's Glosa", read at the 42nd Congress of Japan Association for Latin American Studies (JALAS). Its outline is as follows:
Glosa has intertextualities with various writers from Ancient Times to Modern times, but the one with Dante has not been analyzed in detail. Nevertheless, the three poems written by Saer and compilated under the title 'Dante', have some elements in common with Glosa -especially a promenade by three characters. Moreover, the nihilistic cosmovision at its end is written as a countervision of Paradiso; and its composition that puts the present in the perspective from the future is a reverse incarnation of Erich Auerbach's figurative realism. At the same time, the ephemeral epiphany of Glosa is clear through this intertextuality. Especially, the description of embers, adjacent to that epiphany, explains the core of Saer's poetics: narration as an ephemeral act of life driven by the reminiscence in the middle of the nihilistic universe full of melancholy. I wrote an academic article in Spanish based on the paper mentioned above, and am looking for where to publish it. I also prepared the Japanese edition of Glosa, which will be published in 2022.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Feb 16, 2024 14:10:23  
作成日
Feb 16, 2024 14:10:23  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 16, 2024    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2021年度
 
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