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2020000008-20200045  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 近代小説の〈書きかえ〉をめぐる制度と権力  
カナ キンダイ ショウセツ ノ〈カキカエ〉オ メグル セイド ト ケンリョク  
ローマ字 Kindai shōsetsu no "kakikae" o meguru seido to kenryoku  
別タイトル
名前 A study of the institutions and powers that appear in the "rewrite" of Japanese modern novels  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 小平, 麻衣子  
カナ オダイラ, マイコ  
ローマ字 Odaira, Maiko  
所属 慶應義塾大学文学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2021  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2020  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
研究計画では、書き換えのケースについて、①作家が自分自身の原稿を書きかえる場合、②作家が他者の作品を自分の作品として書きかえる場合、③検閲などの制度、を挙げた。今年度は主に②についての成果を出すことができた。まず、久生十蘭の「刺客」を取り上げ、シェイクスピアの「ハムレット」と比較し、精神分析やミステリーの状況をふまえて考察した。〈書き直し〉は反復とずらしを含むため、小説においても、演劇的な構成と関連付けられる傾向があることを明らかにした。次に、安岡章太郎の「流離譚」について、歴史的な資料の書き直しという観点から考察を行った。著名ではない人物を取り上げ、空白を含んだまま歴史を描くことの意義を明らかにした。ただし、covid19にかかわる特殊状況のため、資料調査が計画通りに進まなかった点もある。①③と合わせて、今後の課題とする。
In the research plan, the following three points were mentioned for the case of rewriting. (1) When the writer rewrites his own work, (2) When the writer rewrites the work of another person as his own work, (3) Censorship and other systems. This year, I mainly achieved results regarding (2). First, I took up Juran Hisao's "Shikaku", compared it with Shakespeare's "Hamlet", and considered it based on psychoanalysis and situation of mystery. Rewriting includes repetition and shifting. Therefore, it was clarified that even in the novel, it tends to be associated with the theatrical composition. Next, I considered Shotaro Yasuoka's "Ryuri-tan" from the perspective of rewriting historical materials. He picked up many persons who were not famous and clarified the significance of drawing history with a blank space. However, due to the special situation related to covid19, the material survey did not proceed as planned. Together with ① and ③, it will be a future issue.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Feb 16, 2024 13:35:23  
作成日
Feb 16, 2024 13:35:23  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 16, 2024    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2020年度
 
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