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2019000008-20190351  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 棘皮動物ヒトデ胚と幼生を用いたTGFb1機能とその活性化メカニズムの解析  
カナ キョクヒ ドウブツ ヒトデハイ ト ヨウセイ オ モチイタ TGFb1 キノウ ト ソノ カッセイカ メカニズム ノ カイセキ  
ローマ字 Kyokuhi dōbutsu hitodehai to yōsei o mochiita TGFb1 kinō to sono kasseika mekanizumu no kaiseki  
別タイトル
名前 Characterization of TGFb in the starfish Patria pectinifera : morphogenetic function and operation mechanism via astacin metalloprotease activation  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 金子, 洋之  
カナ カネコ, ヒロユキ  
ローマ字 Kaneko, Hiroyuki  
所属 慶應義塾大学文学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2021  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2019  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
成長因子の一つであるトランスフォーミング成長因子(TGFb)は多様な生理活性機能を有している。本研究では、棘皮動物イトマキヒトデ胚を用い、TGFbの機能特性の解明を目的とした。
(1)	イトマキヒトデ後期原腸胚から単離したTGFb(PpTGFb)はLAPとTGFbが結合した複合体構造としてコードされている。
(2)	無細胞系で合成したPpTGFbリコンビナントタンパク質は、還元状態下でのウエスタンブロットでは約48kDaのバンドとして検出される。
(3)	後期原腸胚を用いたin situハイブリダイゼーション法下では、PpTGFbは身体の全ての部位の上皮細胞と間充織細胞に発現していた。
(4)	モルフォリノオリゴを用いたPpTGFbのノックダウン個体(PpTGFbモルファント)は、受精4日後には体のサイズが僅かに小さくなっていたが、形態的な不全は認められなかった。
(5)	このPpTGFbモルファントの細胞数は、約75%でしかなかった。
(6)	間充織細胞に強く発現するアスタチン属のメタロプロテアーゼであるPpMC5のノックダウン個体と実験対照であるCMO個体から受精4日目に乖離細胞を得た。これらをPpTGFbリコンビナントタンパク質とインキュベートしたところ、 CMO個体のサンプルでは明らかにPpTGFbが分解されていたが、MO個体由来のサンプルでは分解が抑制されていた。
(7)	上記(6)のCMO個体とのインキュベーションにより生じたと推定される分解産物を、モルフォリノオリゴによるPpMC5欠失が誘導された初期原腸胚の胞胚腔に注入した。4日幼生に到るまで飼育を続け、その影響をみたところ、胚体サイズが増加するのみならず、構成細胞数も有意差を持って増加していた。
以上の結果から、ヒトデ胚のPpTGFbは細胞増殖に関与しており、その前段階としてPpMC5によって活性化される必要があることが示唆された。これにより、間充織細胞が上皮細胞の増殖を誘起している実態もイメージできるようになった。
Transforming growth factor (TGFb) has various physiological activities. Present study aims to examine TGFb's functional characteristics and mechanism activated by PpMC5 (astacin metalloprotease) during development of the starfish, Patria pectinifera. Obtained results as follows.
(1) We identified an inherent TGFb from late-gastrulae of P. pectinifera, and referred to this as PpTGFb (GenBank accession No. 528218).
(2) PpTGFb encodes 450-amino acid polypeptides with 45kDa of theoretical molecular weight, and its deduced sequence reveals an inactivated (latent) form consisting of leader sequence, LAP and TGFb1.
(3) PpTGFb was indeed expressed in the epithelial and mesenchyme cells of whole body of late-gastrula embryos.
(4) In PpTGFb morphant (400 µM, morpholino-oligo; MO) on 4-day-old bipinnaria larva, a little decrease of larval size (approximately 10% decrease of control CMO-larvae) occurred without any morphological irregularities.
(5) In compared to control CMO-larvae, cell numbers of PpTGFb morphant shown in (4) decrease is approximately 20-25%.
(6) When PpTGFb is incubated with dissociated cells of PpMC5-MO or PpMC5-CMO bipinnaria larvae, the resulting products were proteolytically degraded only in samples of PpMC5-CMO. On the other hand, an apparent inhibition of proteolysis of PpTGFb occurs in the PpMC5-MO samples.
(7) MO of PpMC5 elicits larval size decrease. In PpMC5 morphants on 4-day-old bipinnaria larva, which the degraded samples of PpTGFb has injected into the blastocoel at the early gastrula-stage, decrease of larval size was significantly rescued. This is contrasted to control experiment. These observations were corroborated in quantifications of cell numbers.
Together, our results suggest that PpTGFb participates in induction of cell proliferation and that it is necessary for PpTGFb to be proteolytically activated by PpMC5 prior to work.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Dec 16, 2022 10:39:52  
作成日
Dec 16, 2022 10:39:52  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Dec 16, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2019年度
 
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