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2019000007-20190002  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 難治がんに対する新規免疫標的分子を用いた診断法および免疫治療法の開発  
カナ ナンチガン ニ タイスル シンキ メンエキ ヒョウテキ ブンシ オ モチイタ シンダンホウ オヨビ メンエキ チリョウホウ ノ カイハツ  
ローマ字 Nanchigan ni taisuru shinki men'eki hyōteki bunshi o mochiita shindanhō oyobi men'eki chiryōhō no kaihatsu  
別タイトル
名前 Development of diagnosis and immunotherapy for intractable cancers  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 松下, 麻衣子  
カナ マツシタ, マイコ  
ローマ字 Matsushita, Maiko  
所属 慶應義塾大学薬学部准教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2019  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
我々は、これまでに新規がん精巣抗原であるCXorf48 が白血病幹細胞に高発現することを明らかにし、本抗原に由来するHLA-A*24:02 拘束性エピトープを同定した。本抗原遺伝子は膵がんおよびホルモン療法抵抗性前立腺がんを含む難治がん細胞にも高発現していることが確認されているが、有用なモノクローナル抗体が存在せず固形がん患者検体でのタンパク質発現検出系が存在しない。そこで、本研究では、CXorf48 分子に対するモノクローナル抗体を作成するために、大腸菌(BL21)を用いてCXorf48 リコンビナントタンパク質の合成および精製を行った。条件検討に難渋したもののタンパクの精製には成功したため、今後さらに大量合成を行った上でモノクローナル抗体作成を行う必要がある。
さらに、同抗原に特異的なT 細胞受容体遺伝子を導入したヒトT細胞の作製を行った。我々がすでに同定したCXorf48特異的T細胞受容体遺伝子のうちの1つをpMIGレトロウイルスベクターに組み換え、内因性T細胞受容体発現を欠くヒトT細胞株に遺伝子導入した。得られた遺伝子改変T細胞の抗原認識能および細胞傷害活性を検討したところ、CXorf48ペプチドを加えたHLA-A24陽性C1R-A24細胞を認識したにもかかわらず、CXorf48を発現するがん細胞株の認識能は低かった。今後は、脱メチル化剤でがん細胞の抗原発現量を上昇させた上で、遺伝子改変T細胞の認識能を再検討する必要がある。なお、脱メチル化剤は、T細胞の疲弊を回復させる効果もあると報告されており、遺伝子改変T細胞の活性を持続させる効果も期待できる。
さらに、TCRのアミノ酸配列の一部を変更しTCRと抗原複合体の親和性を上げることで、CXorf48低発現がん細胞も認識できるようになるのではないかと考えている。
本研究の成果をもとに、難治がんにおいて新規分子標的を用いた診断法および強力な免疫治療法の開発を目指していきたい。
We have proved that novel cancer-testis antigen, CXorf48 is highly expressed in leukemic stem cells of chronic myeloid leukemia and identified HLA-A*24:02-restricted epitope derived from this antigen. This gene is also expressed in intractable cancers, including pancreatic cancer or castration-resistant prostate cancer. However, there exists no monoclonal antibody which can detect expression of this antigen in patient samples. Therefore, we tried to generate anti-CXorf48 antibody. We had made recombinant proteins using E.coli (BL21) and purified them. We are going to immunize mice after obtaining enough amount of the protein. Moreover, we could generate human T cell line transduced with antigen-specific T cell receptor (TCR) gene using retroviral vector. The gene-modified T cells recognized CIR-A24 cells pulsed with epitope peptide, althogh the recognition was weak against cancer cells expressing the antigen. Therefore, up-regulation of antigen expression by demethylating agents would be necessary, since demethylating agent is also reported to reverse T cell exaustion. The altelation of amino acids in TCR would be another option to enhance T cell recognition against cancer cells with low antigen expression. We will continue to develop novel diagnostic system and immunotherapy using this target.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Dec 16, 2022 10:39:30  
作成日
Dec 16, 2022 10:39:30  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Dec 16, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2019年度
 
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