慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

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2018000006-20180384  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 多様な学生に対応する情報教育教材  
カナ タヨウナ ガクセイ ニ タイオウスル ジョウホウ キョウイク キョウザイ  
ローマ字 Tayōna gakusei ni taiōsuru jōhō kyōiku kyōzai  
別タイトル
名前 IT education materials for students with various backgrounds  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 萩野, 達也  
カナ ハギノ, タツヤ  
ローマ字 Hagino, Tatsuya  
所属 慶應義塾大学環境情報学部教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2019  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2018  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
授業でプログラミング演習を行う場合、わからない箇所を積極的に質問してくれればよいが、質問しないまま授業が終了してしまう学生も多い。そこで、理解度の低い学生を見つけ出し、授業時間中に助言することで、授業についてこれない学生を減らすことを目的としてオンラインIDEと教員支援システムを開発した。

学生はウェブブラウザでオンラインIDEにログインし、HTML, CSS, JavaScriptファイルの作成を行う。オンラインIDEは、学生が作ったプログラムの構文解析と自動生成されたテストケースによる動作テストを行ない、シンタックスエラーの有無、テスト結果、実行回数、所要時間などのデータを収集する。教員支援システムは、収集されたデータを元に、学生がどのような状況であるかの分類を行う。分類結果は、一覧表や座席表の形で教員に提供され、教員はそれによって必要と思われる学生に対して助言を行う。

2017年度にプロトタイプを開発し、実際の授業で実験を行った結果、不要なエラーメッセージで学生がかえって混乱する場合があることや、困っている学生の検知精度が低いことなどが問題点として挙げられていた。今年度は問題点の改善を試みたが、非常に困難な問題であり、明確な改善効果を得ることはできなかった。また、2〜3年後にカリキュラム改定が行われ、授業内容も大幅に変更する計画となったことから、今の段階でオンラインIDEと教員支援システムに合わせて教材を作り直すのはタイミングが悪いと判断され、実際の授業への導入は先送りされることとなった。
In a class of programming exercises, some students positively ask questions while some do not even if they cannot complete the assignments. Therefore, we have made an online IDE and a teacher support system in order to let teachers give advice to students with low level of understanding.

Students login to the online IDE via web browsers and write HTML, CSS and JavaScript files. The online IDE parses students' programs and tests them with automatically generated test cases. It collects data such as existence of syntax errors, test results, number of excutions and elapsed time. The teacher support system classifies states of students depending on the collected data. It provides the classification to teachers in the form of lists or seating charts, and teachers give advice to students who may need help.

In 2017, we developed a prototype system, which was used in several lectures. As a result, we noticed problems such as: students got confused with unnecessary error messages; accuracy of detecting students who need help is low. In this year, we tried to solve these problems but it was too difficult to get clearly positive improvement. In addition, a plan to revise the curriculum was formulated where course materials would be drastically changed. Therefore, we decided it was unappropriate to rewrite the materials adapting to the online IDE and teacher assistant system at this stage, thus introducing the system to all classes were postponed.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Oct 24, 2022 13:38:03  
作成日
Oct 24, 2022 13:38:03  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Oct 24, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2018年度
 
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