慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

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2018000005-20180233  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 赤色光を用いたラジカル的炭素骨格形成法の開発  
カナ セキショクコウ オ モチイタ ラジカルテキ タンソ コッカク ケイセイホウ ノ カイハツ  
ローマ字 Sekishokukō o mochiita rajikaruteki tanso kokkaku keiseihō no kaihatsu  
別タイトル
名前 Construction of carbon-carbon bond by using red light-mediated radical reaction  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 小椋, 章弘  
カナ オグラ, アキヒロ  
ローマ字 Ogura, Akihiro  
所属 慶應義塾大学理工学部助教 (有期)  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2018  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2018  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
基質として第二級アルコール由来のキサンテートを用い、クロロフィル存在下赤色LEDからの光による活性化により酸素-炭素結合の開裂を行い、炭素ラジカルを生じさせた。当初、これに対してアリルトリブチルスズなどのアリル化剤を作用させることで、Keckラジカルアリル化による炭素-炭素結合の生成を試みていた。しかし反応温度や溶媒、濃度、種々の基質やアリル化剤について網羅的に検討したにもかかわらず目的の反応は全く進行しなかった。そこで目的の反応をGiese反応による炭素-炭素結合の生成へと切り替え、アクリル酸メチルとトリストリメチルシリルシランを共存させた系で、同様の光活性化を行った。すると低収率ではあるものの、3炭素ユニットの導入された目的の化合物を得ることに成功した。現在も引き続き、収率向上と基質適用範囲の検討を行っている。
本課題に関連して、赤色光を用いた反応開発について第113回有機合成化学シンポジウム(名古屋)、およびEuCHeMS Conference on Organic Free Radicals 2018(マルセイユ)にてそれぞれポスター発表を行った。
In the presence of chlorophyll as photocatalyst, a xanthate derived from a secondary alcohol was irradiated with red light. Carbon radical thus generated was treated with allylating reagents such as allyltributyltin, in order to make a new carbon-carbon bond. Despite thorough condition screening including reaction temperature, solvent, dilution or substrates, the desired reaction did not proceed at all. Then, the target reaction mode was switched to conjugate addition. When the substrate was treated with methyl acrylate and tris(trimethylsilyl)silane under red light irradiation, the desired product with newly incorporated three carbon unit was successfully obtained, although in low yield. Substrate scope expansion and yield improvement are currently being undertaken.
We presented our related study on red light-mediated reaction development in two academic conferences.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Oct 24, 2022 13:37:59  
作成日
Oct 24, 2022 13:37:59  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Oct 24, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2018年度
 
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