慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)

ホーム  »»  アイテム一覧  »»  アイテム詳細

アイテム詳細

アイテムタイプ Article
ID
2017000001-20170298  
プレビュー
画像
thumbnail  
キャプション  
本文
2017000001-20170298.pdf
Type :application/pdf Download
Size :119.9 KB
Last updated :Jul 29, 2019
Downloads : 258

Total downloads since Jul 29, 2019 : 258
 
本文公開日
 
タイトル
タイトル 領域特異的ヘテロクロマチン形成機構の解明  
カナ リョウイキ トクイテキ ヘテロクロマチン ケイセイ キコウ ノ カイメイ  
ローマ字 Ryōiki tokuiteki heterokuromachin keisei kikō no kaimei  
別タイトル
名前 Mechanism of region-specific heterochromatin formation  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 村野, 健作  
カナ ムラノ, ケンサク  
ローマ字 Murano, Kensaku  
所属 慶應義塾大学医学部基礎教室助教(有期・医学部)  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2018  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2017  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
ショウジョウバエの卵巣において, 配列情報をもつ小分子RNA(piRNA)とPiwiの複合体は, 標的トランスポゾン特異的にヘテロクロマチンを形成し, 転写反応を抑制していると考えられている。その仲介因子であるPanoramix(Panx)は, Piwiによって標的トランスポゾン領域へ係留され, ヒストンメチル化転移酵素Eggless依存的にヘテロクロマチンを形成すると報告されている [Yang Y. et al., Science (2015)]。申請者らはPanxに対するモノクローナル抗体を作製し, 質量分析によってPanxの相互作用因子としてNxf2を同定した。Nxf2は卵巣特異的に発現し, siRNAを用いた発現抑制によりトランスポゾンが脱抑制された。次世代シーケンサーを用いたRNA-seq法による発現解析の結果, Nxf2, Panx, Piwiをそれぞれ発現抑制した場合に脱抑制されるトランスポゾンの種類は互いに似ていた。また, Nxf2の発現抑制によりトランスポゾン上のH3K9me3の分布量が減少した。これらの結果はNxf2がPiwi-piRNA経路によるトランスポゾン抑制に関与していることを示唆している。さらに詳細な解析を進めるため, ラムダファージ由来のλNタンパク質とBoxB RNAの相互作用を用いた係留(テザリング)システムを卵巣体細胞由来の細胞株OSCに構築した。λNタンパク質を融合したNxf2は, BoxB配列を保持したレポーターmRNA上に係留され, レポーター遺伝子の転写反応を抑制した。一方で, レポーター遺伝子上のH3K9me3の分布量に大きな変化は見られなかった。また, λN融合Nxf2による転写反応抑制は, ヒストンメチル化転移酵素Egglessに非依存的であった。以上の結果は, これまで考えられていた「ヘテロクロマチン形成を介したトランスポゾンの抑制機構」と一致しない。つまりPiwi-piRNA複合体により標的へ係留されたPanx-Nxf2複合体は, クロマチン構造を介さずに直接的に転写反応を阻害していることを示唆している。
PIWI-interacting RNAs (piRNAs) are germ line-specific small RNAs which form the effector complexes with PIWI proteins to preserve the genome integrity by repressing transposable elements (TEs). Among PIWI-clade proteins in Drosophila, Piwi is known to transcriptionally silence their targets via heterochromatin formation. Recent studies have shown that Panoramix (Panx) interacts with Piwi-piRNA complexes to induce transcriptional repression of targets mediated by recruitment of H3K9me3 marks by Histone methyltransferase Eggless [Yang Y. et al., Science (2015)]. Here, we identified a protein named nuclear export factor 2 (Nxf2) in Panx-associated complexes. Nxf2 is specifically expressed in ovaries, and its mutations have been reported to cause infertility. Depletion of Nxf2 resulted in de-silencing of piRNA target TEs coupled with decrease of H3K9me3 levels. Enforced tethering of Nxf2 to a nascent mRNA causes co-transcriptional silencing in Ovarian Somatic Cell (OSC) carrying a reporter gene, whereas it induces only a slight epigenetic change on the reporter gene. In addtion, silencing by tethering of Nxf2 is independent from Eggless. It is not consistent with previous reports suggesting that TE silencing is mediated by heterochromatin formation. Our results suggest a model in which Nxf2-Panx complex is probably tethered to a target locus through an interaction with Piwi-piRNA, and induces transcriptional regression by interfering transcription directly, but not via chromatin structure.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Jul 29, 2019 16:56:07  
作成日
Feb 21, 2019 16:11:38  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 21, 2019    インデックス を変更
Jul 29, 2019    著者,上位タイトル 名前,抄録 内容 を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2017年度
 
関連アイテム
 

ランキング

最も多く閲覧されたアイテム
1位 Human body pose ... (311) 1st
2位 新自由主義に抗す... (289)
3位 DAOの法的地位と... (271)
4位 「余白的コミュニ... (266)
5位 個人・組織両面で... (258)

最も多くダウンロードされたアイテム
1位 人と違っててもい... (3141) 1st
2位 気象変化による片... (588)
3位 なぜ神が存在する... (578)
4位 サイバーセキュリ... (496)
5位 インフルエンサー... (313)

LINK

慶應義塾ホームページへ
慶應義塾大学メディアセンターデジタルコレクション
慶應義塾大学メディアセンター本部
慶應義塾研究者情報データベース