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2017000001-20170090  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 窒素連結型二量体構造を持つダイキシアマイシン合成法の開発と構造・化学反応性の解明  
カナ チッソ レンケツガタ ニリョウタイ コウゾウ オ モツ ダイキシアマイシン ゴウセイホウ ノ カイハツ ト コウゾウ・カガク ハンノウセイ ノ カイメイ  
ローマ字 Chisso renketsugata niryōtai kōzō o motsu daikishiamaishin gōseihō no kaihatsu to kōzō kagaku hannōsei no kaimei  
別タイトル
名前 Development of synthetic methodology of dixiamycin with a nitrogen-linked dimeric structure and elucidation of the geometrical and chemical property  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 東林, 修平  
カナ ヒガシバヤシ, シュウヘイ  
ローマ字 Higashibayashi, Shuhei  
所属 慶應義塾大学薬学部准教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2018  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2017  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
キシアマイシンが窒素−窒素結合で連結した二量体のダイキシアマイシンを収率良く合成するためには, キシアマイシンをそのカルバゾール環の窒素原子の位置で効率良く連結する二量化反応の開発が必要である。そこで, 置換基を有しないカルバゾール, t-ブチル基, 臭素原子, またはヨウ素原子を置換基に有するカルバゾール類を用いて, 効率的に窒素―窒素結合を形成する酸化反応を検討した。酸化剤として酸化銀, 過マンガン酸カリウム, または過マンガン酸テトラブチルアンモニウム, 溶媒としてアセトン, ピリジン, アセトニトリルを用いて二量化反応を行い, 生成物の収率を求めた。その結果, 過マンガン酸カリウムを酸化剤としてアセトニトリル溶媒で反応した時に, 最も高い収率で二量体が得られることが判明した。カルバゾール環上の置換基に関しては, 置換基を有していない場合には, 副反応生成物が多く, 二量体の収率は非常に低かったのに対し, 臭素原子またはヨウ素原子を置換基に有したカルバゾールでは, 中程度の収率を与え, t-ブチル基を有している時には高い収率で二量体が生成した。キシアマイシンはカルバゾール環の2つのベンゼン環のうち, 1つにはアルキル置換基を有している一方, もう1つのベンゼン環には置換基を有していない。今回の結果より, 置換基の有していないベンゼン環における副反応を抑制するためには, 二量化の前に置換基を導入し, 二量化の後に置換基を除去することが望ましいと考えられる。
It is necessary to develop an efficient dimerization method at the nitrogen atoms of the carbazoles of xiamycin to synthesize dixiamycin, the dimer of xiamycin. We investigated the oxidative N-N bond formation reaction of carbazoles with no substituent, t-butyl groups, bromine, or iodine atoms as substituents. The dimerization was conducted by using silver oxide, potassium permanganate, or tetrabutylammonium permanganate as an oxidant and acetone, pyridine, or acetonitrile as a solvent. Highest yield of dimer was obtained when potassium permanganate and acetonitrile were used. The yield of desired dimer was low and many by-products were formed in the case of dimerization of non-substituted carbazole. The yield of dimer was moderated in case of bromo- or iodo-carbazole and high yield was obtained in case of t-butyl-substituted carbazole. One benzene ring of carbazole of xiamycin is non-substituted, while another benzene ring is substituted by alkyl groups. In order to suppress the side reactions of non-substituted benzene ring of xiamycin, it is desired to introduce a substituent before dimerization and to remove the substituent after dimerization.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Jul 29, 2019 10:24:36  
作成日
Feb 21, 2019 13:10:01  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 21, 2019    インデックス を変更
Jul 29, 2019    著者,上位タイトル 名前,抄録 内容 を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2017年度
 
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