慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

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2022000010-20220216  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 17世紀・18世紀前半のイギリスにおける「鎖国」の評価  
カナ 17セイキ・18セイキ ゼンハン ノ イギリス ニ オケル「サコク」ノ ヒョウカ  
ローマ字 17seiki 18seiki zenhan no Igirisu ni okeru "sakoku" no hyōka  
別タイトル
名前 The evaluation of sakoku in the seventeenth and early eighteenth century England  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 沼尾, 恵  
カナ ヌマオ, ケイ  
ローマ字 Numao, Kei  
所属 慶應義塾大学理工学部准教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2023  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2022  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
本研究の目的は、17 世紀・18 世紀前半のイングランドにおいて日本の海禁政策、いわゆる「鎖国」が、おもにに思想的観点からどのように評価されていたのか明らかにしようとするものであった。18世紀前半に鎖国をポジティブにとらえたエンゲルベルト・ケンペルの評価が英語で出版されたことはよく知られているが、本研究は17世紀のイングランドにおいて鎖国というものが交渉余地があるものとして見られていたことに注目し、開かれた国というものを擁護するさいに使われていた理由づけや議論を出発点とした。そうした議論はまさにケンペルの著書でも紹介されていた自然法と貿易という観点の議論であり、ひとの移動にかんする理論的考察にあたる。
ひとの移動にかんする理論評価というテーマで17 世紀の政治思想史研究者のナザルバエフ大学のブライアン・スミス氏と編著を出版する計画を立ていたが、その実現に向けて研究期間において奔走した。私自身の担当は17世紀の東アジアでのひとの移動にかんする西洋の評価ということで合意しており、本研究の成果をその研究論文集に掲載しようと考えていた。本研究期間においては、編者のひとりとして寄稿者を探し、複数の出版社に掛け合い、企画書を送った。いま現在はRoutledgeで企画が審査中である。
また、別の業績でひとの移動にかんする17世紀の理論のつながりで、海外の査読付きジャーナルCritical Review of International Social and Political Philosophyで審査中だった論文J.K. Numao. A Lockean Approach to the Moral Status of Undocumented ImmigrantsはRevise and Resubmit判定後再提出し、現在も査読中である。
これらの業績は研究期間内に出版までは至らなかったものの、研究は大きく前進したと認識している。
The aim of this project was to look for theoretical reflections on Japan's Sakoku policy in seventeenth and early eighteenth century England. The project focused particularly on the seventeenth century where Japan's policy was still seen as negotiable, and searched for arguments used in this context to persuade the Japanese government. The key idea identified in this respect was the law of nature and its implication for trade.
The output of this project will ideally be taking two forms. One, an edited volume on the movement of people. I am involved in this volume as a co-editor, and our proposal is now under review at Routledge. Two, an article on the implication of seventeenth century theories of movement on today's immigration issues. This article received a revise and resubmit decision. The article has been resubmitted and is currently under review at Critical Review of International Social and Political Philosophy.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Jul 01, 2024 14:26:11  
作成日
Jul 01, 2024 14:26:11  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Jul 1, 2024    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2022年度
 
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