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KO92001004-00000021-0108  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 中鎖脂肪酸を切り出すチオエステラーゼ遺伝子とアシルキャリアープロテイン遺伝子の同時導入によるChlamydomonas reinhardtiiの脂肪酸の炭素鎖長の改変  
カナ チュウサ シボウサン オ キリダス チオエステラーゼ イデンシ ト アシルキャリアープロテイン イデンシ ノ ドウジ ドウニュウ ニ ヨル Chlamydomonas reinhardtii ノ シボウサン ノ タンソ サチョウ ノ カイヘン  
ローマ字 Chusa shibosan o kiridasu chioesuteraze idenshi to ashirukyariapurotein idenshi no doji donyu ni yoru Chlamydomonas reinhardtii no shibosan no tanso sacho no kaihen  
別タイトル
名前  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 稲葉, 遊  
カナ イナバ, ユウ  
ローマ字 Inaba, Yu  
所属 慶應義塾大学環境情報学部4年  
所属(翻訳)  
役割  
外部リンク  
 
出版地
藤沢  
出版者
名前 慶應義塾大学湘南藤沢学会  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク ショウナン フジサワ ガッカイ  
ローマ字 Keio gijuku daigaku shonan fujisawa gakkai  
日付
出版年(from:yyyy) 2014  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
 
上位タイトル
名前 生命と情報  
翻訳  
 
21  
2014  
 
開始ページ 108  
終了ページ 114  
ISSN
 
ISBN
9784877622794  
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
SFC-RM2014-003  

請求記号:  
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
太陽光や風力などの再生可能エネルギーで代替出来ないエネルギーであるジェット燃料を, 藻類由来のオイルで代替することが航空業界から求められている。ジェット燃料の原料として用いることができ, 凝固点が低く寒冷地でも使用することができるオイルを生成する藻類の幅を広げるために, オイル産生藻類に炭素鎖長が8-15(C8-15)の脂肪酸を生成させる遺伝子改変技術の創出が求められている。
脂肪酸の炭素鎖伸長時に結合しているアシルキャリアープロテイン(ACP)に結合し, 中鎖脂肪酸の段階で脂肪酸をACPから切り出すチオエステラーゼ(TE)遺伝子を導入することが有効な手段だと考えられている。しかしC8-12の脂肪酸を選択的に切断するTE遺伝子をChlamydomonas reinhardtiiに導入した研究(Blatti et al.,2012)ではC. reinhardtiiのACPが, 外来のTEと結合できなかったためにC8-12の脂肪酸鎖の蓄積が起きなかったと考えられている。そこから私は, C10-14の脂肪酸を切り出すCuphea lanceolataのTE遺伝子(ClTE)と同ACP遺伝子(ClACP)を同時にC. reinhardtiiに組み込むことによってC10-14の脂肪酸の割合を増加させる事を目指した。
ClTEのみ発現するカセット(TEc), ClTEとClACPを同時発現するカセット(TEACPc), 及び, これらClTEとClACPのプラスチド移行配列をC. reinhardtiiの対応するプラスチド移行配列に変えた力セット(mTEc, mTEmACPc)の4つを作製し, C. reinhardtii TKAC1017株をエレクトロポレーシヨン法により形質転換し, 核に遺伝子カセットを導入した。薬剤耐性を指標に得たそれぞれの形質転換体から, 導入カセットの全長を保持している株をコロニーPCRによって選択し, 遊離脂肪酸の鎖長をLC/MSで測定し分析した。それぞれの遺伝子カセットを導入した株の平均値で比較した結果, TEc, mTEc, TEACPcを導入した形質転換体(TE, mTE, TEACP)の全体の脂肪酸に対するC12:0の割合はWTに比ベて有意に減少し, TEのC14:0の割合はWTに比べて有意に減少した。TEACPに比べmTEmACPのC12:0の割合が有意に上昇し, ClACPを共導入することでClTEがC12:0の脂肪酸を切り出すことが出来ることが示唆された。
 
目次

 
キーワード
Cuphea lanceolata  

Chlamydomonas reinhardtii  

チオエステラーゼ(TE)  

アシルキャリアープロテイン(ACP)  
NDC
 
注記
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス先端生命科学研究会 2014年度学生論文集
卒業論文ダイジェスト
 
言語
日本語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Technical Report  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Jan 14, 2016 10:56:54  
作成日
Jan 14, 2016 10:56:54  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
 
インデックス
/ Public / 湘南藤沢 / 生命と情報 / Vol.21 (2014)
 
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