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KO40002001-00002011-0016  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 宇宙往還機の水平離着陸支援プラットフォーム : 海上利用システムの妥当性と実現性実証実験  
カナ ウチュウ オウカンキ ノ スイヘイ リチャクリク シエン プラットフォーム : カイジョウ リヨウ システム ノ ダトウセイ ト ジツゲンセイ ジッショウ ジッケン  
ローマ字 Uchu okanki no suihei richakuriku shien purattofomu : kaijo riyo shisutemu no datosei to jitsugensei jissho jikken  
別タイトル
名前 Prototyping of horizontal takeoff and landing support platform for sub-orbital space vehicle : Justification and feasibility of a marine system as a space port  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 田中, 眞人  
カナ タナカ, マサト  
ローマ字 Tanaka, Masato  
所属  
所属(翻訳)  
役割 Dissertant  
外部リンク  

名前 春山, 真一郎  
カナ ハルヤマ, シンイチロウ  
ローマ字 Haruyama, Shinichiro  
所属  
所属(翻訳)  
役割 Thesis advisor  
外部リンク  
 
出版地
横浜  
出版者
名前 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク ダイガクイン システム デザイン・マネジメント ケンキュウカ  
ローマ字 Keio gijuku daigaku daigakuin shisutemu dezain manejimento kenkyuka  
日付
出版年(from:yyyy) 2011  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
59 p.  
上位タイトル
名前  
翻訳  
 
 
 
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
先ごろ、宇宙への旅を銘打った宇宙ビジネスがにわかに活気づいている。今まで有人宇宙飛行は特別に選抜された軍人・研究者・技術者・医者等の出身である宇宙飛行士だけのものであった。21世紀に入り国際宇宙ステーション時代に入ると、高額の経費を支払えばロシアのソユーズを利用することが可能となり、民間人でも宇宙へ行けるような新時代となった。しかしその経費を支払えるのは限られたごく一部の富裕層に限定されていた。このような状況を一変させたのが、X-Prizeという懸賞とそれを勝ち取った民間プロジェクトである。2004年6月21日、アメリカの民間企業、Scaled Composites社が開発した宇宙船『Space Ship One』が民間として初めて高度100kmで定義される宇宙空間に到達した。この成功によりこれまで手の届かなかった宇宙旅行というかつての夢が、民間主導のサブオービタル宇宙観光という形でより身近になってきた。
準軌道(サブオービタル)宇宙旅行は、地上から弾丸が弧を描いて飛ぶように地上100kmの宇宙に到達し地上に帰ってくるもので、宙滞在時間(無重力時間)は数分から十数分と短い。しかしサブオービタル軌道をターゲットとしたことで地球表面の丸さと宇宙の暗黒の様子を一度に見ることができる。また特別な訓練もなく、従来の宇宙飛行に比べて1%以下の金額で宇宙を体験できる。2009年12月には、アメリカで一般人にも手が届く20万ドル(約1600万円)での宇宙旅行用機体が公開された。現在、アメリカを中心として海外では多くの宇宙旅行の実用化が検討されている。このようなサブオービタル有人宇宙旅行がいくつかのベンチャー企業により推進され、民間主導の宇宙開発活動を刺激している。これにより地球周回低軌道を中心とした宇宙活動が今後ますます活発化し商用化が進むと予想され、これらの地球周回低軌道と地球を結ぶ宇宙輸送技術、宇宙輸送需要は今後より重要性を増すものと考えられる。
宇宙輸送システムに関してはこれまで国家主導のオービタル宇宙輸送システムの研究開発に加え、民間主導のサブオービタル宇宙輸送システムの研究開発が盛んに行われているが、日本においては民間主導の本格的なプロジェクトがスタートする気配がない。これまでも宇宙開発事業団(現在のJAXA)が主体の水平着陸試験が行われ, 再使用型宇宙輸送システム実現へ向けた要素技術取得試験が行われてきた。しかし日本国内において飛行試験が可能な場所が限られているため, このような飛行試験はほとんど海外で行われており, 試験自体が大規模なプロジェクトになっている。本論文ではこのような背景を踏まえ、海上を利用した宇宙往還機のビジネスモデルが宇宙ビジネスとして成立可能かについて検討する。海上での試験機を用いた実証実験を行うことにより、宇宙往還機における機体システムとシステム概念検討結果が経済的・技術的にビジネスモデルとして成立するかについて検証していく。
 
目次

 
キーワード
宇宙輸送システム  

軌道に乗らない飛行  

概念実証(POC)  

手づくり教育  

水平に離着陸スペースプレーン(HTHLスペースプレーン)  
NDC
 
注記
修士学位論文. 2011年度システムエンジニアリング学 第54号
 
言語
日本語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Thesis or Dissertation  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Sep 24, 2021 12:57:22  
作成日
Jul 25, 2012 09:00:00  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Sep 24, 2021    抄録 内容,注記 を変更
 
インデックス
/ Public / (SDM)システムデザイン・マネジメント研究科 / Master's thesis / Academic Year 2011
 
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