慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

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2021000003-20210188  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 組織のネットワーク形状がイノベーション創出に与える影響についての研究  
カナ ソシキ ノ ネットワーク ケイジョウ ガ イノベーション ソウシュツ ニ アタエル エイキョウ ニ ツイテ ノ ケンキュウ  
ローマ字 Soshiki no nettowāku keijō ga inobēshon sōshutsu ni ataeru eikyō ni tsuite no kenkyū  
別タイトル
名前 A study of the impact of the shape of organizational networks on innovation activities  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 岩尾, 俊兵  
カナ イワオ, シュンペイ  
ローマ字 Iwao, Shumpei  
所属 慶應義塾大学商学部専任講師  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2022  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2021  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
この研究では、イノベーションそのものの立場から、イノベーションに必要な資源とアイデアの流れを管理するという「イノベーションそれ自体のマネジメント」についての準備作業をおこなった。そこでは、組織内外のネットワークを資源とアイデアが移動していくという仮定の下で、そのようなネットワーク形態であればどのようなイノベーションを創発するのかについて、コンピュータ・シミュレーションによる仮想実験がおこなわれた。ここでの研究成果は、本年度、『三田商学研究』掲載論文および『日本"式"経営の逆襲』(日本経済新聞出版)という単行本の形で発表した。これらの発表内容を要約すると、「資源とアイデアとがそれぞれ別の場所に滞留した場合にイノベーションが不活性化する」こと、「滞留のマネジメントと在庫のマネジメントと本質的に同型である」こと、それゆえに「在庫のマネジメントを得意とする生産管理論の知見がイノベーションの活性化・不活性化のマネジメントに示唆を与えうること」を出発点にして、イノベーション創出に有効な社会・組織・制度を考えるというものであった。こうした仮想実験からは、資源とアイデアの渋滞の解消という視点から、梁山泊型、高信頼フィクサー型、リーンスタートアップ型、起業サークル型、科学者集団型、ムラ社会型などの制度が考えられ、それぞれ異なった特徴があることが判明した。さらに、こうした特徴の中には、小さなイノベーション(悪貨)が大きなイノベーション(良貨)を駆逐する「イノベーションのグレシャムの法則」や、世間知らずが大きなイノベーションに寄与する「井の中の蛙の効用」と表現できるような発見もあった。本研究が可能にしたこれらの発見は、『週刊エコノミスト』等の商業誌でも取り上げられた。
In this study, I conducted preparatory work for the "management of innovation itself," which is to manage the flow of resources and ideas necessary for innovation from the standpoint of innovation itself. Under the assumption that resources and ideas move through networks inside and outside the organization, virtual experiments using computer simulations were conducted to see what kind of innovation would be generated in such a network form. The results of this research were published this year in a article in the Mita Business Review and a book titled "Nihon Shiki Keiei no Gyakusaku" (The Revenge of Japanese Style Management). To summarize the contents of these publications, I have found that "innovation becomes inactive when resources and ideas remain in different places," "the management of storage is essentially isomorphic to the management of inventory," and that therefore "the knowledge of production management theory, which specializes in the management of inventory, can provide suggestions for the management of innovation."
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Feb 16, 2024 14:10:34  
作成日
Feb 16, 2024 14:10:34  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 16, 2024    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2021年度
 
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