アイテムタイプ |
Article |
ID |
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プレビュー |
画像 |
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キャプション |
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本文 |
KO12005001-00002019-0002.pdf
Type |
:application/pdf |
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Size |
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Last updated |
:Mar 17, 2023 |
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本文公開日 |
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タイトル |
タイトル |
文系博士学生向けインターンシップ制度 : 人文社会科学系博士人材の活用に向けて
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カナ |
ブンケイ ハクシ ガクセイムケ インターンシップ セイド : ジンブン シャカイ カガクケイ ハクシ ジンザイ ノ カツヨウ ニ ムケテ
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ローマ字 |
Bunkei hakushi gakuseimuke intānshippu seido : jinbun shakai kagakukei hakushi jinzai no katsuyō ni mukete
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別タイトル |
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著者 |
名前 |
高橋, 貴臣
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カナ |
タカハシ, タカオミ
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ローマ字 |
Takahashi, Takaomi
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所属 |
慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程
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所属(翻訳) |
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役割 |
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外部リンク |
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名前 |
村瀨, 賢芳
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カナ |
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ローマ字 |
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所属 |
慶應義塾大学理工学部訪問教授; 日本製鉄株式会社参与内部統制・監査部長
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所属(翻訳) |
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役割 |
Thesis advisor
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外部リンク |
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名前 |
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カナ |
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ローマ字 |
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所属 |
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所属(翻訳) |
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役割 |
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外部リンク |
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版 |
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出版地 |
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出版者 |
名前 |
慶應義塾大学 博士課程教育リーディングプログラム オールラウンド型「超成熟社会発展のサイエンス」事務局
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カナ |
ケイオウ ギジュク ダイガク ハクシ カテイ キョウイク リーディング プログラム オールラウンドガタ「チョウセイジュク シャカイ ハッテン ノ サイエンス」ジムキョク
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ローマ字 |
Keiō gijuku daigaku hakushi katei kyōiku rīdingu puroguramu ōruraundogata "Chōseijuku shakai hatten no saiensu" jimukyoku
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日付 |
出版年(from:yyyy) |
2019
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出版年(to:yyyy) |
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作成日(yyyy-mm-dd) |
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更新日(yyyy-mm-dd) |
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記録日(yyyy-mm-dd) |
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形態 |
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上位タイトル |
名前 |
超成熟社会発展のための政策提言書
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翻訳 |
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巻 |
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号 |
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年 |
2019
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月 |
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開始ページ |
1
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終了ページ |
20
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ISSN |
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ISBN |
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DOI |
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URI |
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JaLCDOI |
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NII論文ID |
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医中誌ID |
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その他ID |
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博士論文情報 |
学位授与番号 |
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学位授与年月日 |
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学位名 |
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学位授与機関 |
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抄録 |
本提言は日本における文系博士学生向けのインターンシップを制度化することにより、多くの文系博士人材が広く産業界において活躍することを目指すものである。
科学技術の進歩や社会のグローバル化に伴い、我々が日々直面する問題は複雑かつ多様になっている。こうした問題に対しては、文理関係なく様々な分野における深い知識やこれまでの慣例や枠にとらわれない柔軟で多角的な思考によって取り組んでいかねばならない。しかし、日本における文系博士学生の現状は厳しいものとなっている。その理由の一つとして、実質的な修了後の進路がアカデミアに限定されているということが考えられる。
ヒアリングや先行研究の調査を通じて、人文社会科学系博士学生の進路がアカデミアに限定されている原因として、博士課程の学生が専門知識の活用にこだわるあまり、アカデミア以外の進路を認識できていないということが明らかになった。また、その結果として企業で働く文系博士人材が極めて少なく、企業側も彼らの存在を認識できていないことが明らかになった。
本稿では、人文社会科学系博士学生向けインターンシップの制度化を提言する。研究内容にこだわらず学生のスキルや適正に応じたインターンシップを設計することで、学生が研究生活を通じて身につけた一般的なスキルが企業において十分有用であることを認識させるとともに、実社会で専門性を活かす可能性についても眼を向けさせることを目指す。
第一に、インターンシップ制度と大学ごとの奨学金・助成金申請等との連携を提言した。学内の奨学金等の申請においてインターンシップ参加経験が有利に働く仕組みにすることによって、奨学金や助成金の申請を通じて、インターンシップ参加と研究活動の間の対立構造を緩和できる。
第二に、文系博士活用事業者の認定を提言した。本事業の理念に賛同し、文系博士人材がより活躍できる環境づくりに取り組んだ企業および大学を「文系博士人材活用事業者」として認定することで、当該の大学および企業に対する社会の関心を高めることができる。また、文系博士学生や文系大学院に進学を考えている者に対して、アカデミア以外でもキャリアを構築できるということを知ってもらうための指標として機能する。
加えて、第三の提言として、文系博士課程における教育の実態とその結果得られたスキルセットを把握するため博士人材データベースの拡充を提言した。文系大学院では研究室を持たない教授もおり学生が十分に組織化されていないため、個々の学生が置かれている状況に大きなばらつきがあり、文系大学院における教育の実態を把握することが難しい。専門知識に関する項目に加えて、インターンシップ参加経験等を含めた非専門的スキルに関する情報を収集することで、文系大学院における専門知識以外の教育の実態を把握し、広く産業界において活躍できる文系博士人材を育成するための政策立案に生かすことができる。
提言先:文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室
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目次 |
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キーワード |
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NDC |
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注記 |
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言語 |
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資源タイプ |
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ジャンル |
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著者版フラグ |
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関連DOI |
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アクセス条件 |
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最終更新日 |
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作成日 |
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所有者 |
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更新履歴 |
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関連アイテム |
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