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AN00150430-00000085-0151  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 「ソーシャル・サポート」研究の活性化にむけて : 若干の資料  
カナ 「ソーシャル・サポート」 ケンキュウ ノ カッセイカ ニ ムケテ : ジャッカン ノ シリョウ  
ローマ字 "Sosharu sapoto" kenkyu no kasseika ni mukete : jakkan no shiryo  
別タイトル
名前 Toward activating "social support" research : some findings from an exploratory study  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 南, 隆男  
カナ ミナミ, タカオ  
ローマ字 Minami, Takao  
所属 慶應義塾大学文学部  
所属(翻訳)  
役割  
外部リンク  

名前 稲葉, 昭英  
カナ イナバ, アキヒデ  
ローマ字 Inaba, Akihide  
所属 慶應義塾大学大学院社会学研究科  
所属(翻訳)  
役割  
外部リンク  

名前 浦, 光博  
カナ ウラ, ミツヒロ  
ローマ字 Ura, Mitsuhiro  
所属 関西大学社会学部  
所属(翻訳)  
役割  
外部リンク  
 
出版地
東京  
出版者
名前 三田哲學會  
カナ ミタ テツガクカイ  
ローマ字 Mita tetsugakukai  
日付
出版年(from:yyyy) 1987  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
 
上位タイトル
名前 哲學  
翻訳  
 
85  
1987  
12  
開始ページ 151  
終了ページ 184  
ISSN
05632099  
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
われわれ1人びとりの日常生活は,ロビンソン・クルーソー的に自足的に展開されているのではない.それは,なん人もの他者との関係性のうちに進展しているのである.そして,このこと自体は誰にとっても異論のない自明のことである.しかし,ひととひととの関係性をどう把えどう記述しそこにいかなる意味付与をしていくかについては多くの視角と立場とが存在している.コミュニティ心理学や社会心理学,ひろくは行動科学の領域において,近年にわかに注目を集めだした「ソーシャル・サポート」の論議も,人間の社会関係についてのひとつの"新しい"立場であり,それは「日常の社会関係に包含されている相互援助機能」に焦点をあてている.すなわち,他者から得られる具体的および精神的援助が個人の心身の健康維持と増進に深く関与している可能性に注目するのである.この可能性をめぐって理論的そして経験的な検討がある種の熱気をおびながら遂行されている.アメリカにおいてそれはとくに著しい.わが国においては,実質的な研究がようやくティク・オフしようとしているところである,といえよう.本稿では,そのティク・オフの流れに沿った,ひとつの予備的な探索的試みの結果が「資料」として報告・提示された.(1)ソーシャル・サポートが,(1)所属的サポート,(2)実体的サポート,(3)評価的サポート,および(4)尊重的サポート,の4側面にわたって問題とされた.それぞれのサポートが「実際に得られているのか」ということより.それぞれのサポートを「提供してくれると思われる他者の拡がり」が尋ねられた.いわゆる「ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズ」に焦点があてられたのである.(2)大学生(2年生男女)を対象として質問紙による調査が試みられた.その結果,上記のごとく,ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズを機能別に4つに分けて検討することが現実には難しいことが判明した.すなわち,問題としたサポート・ネットワーク・サイズの4側面には経験的弁別性がほとんど認められなかったのである.測定法をかえてさらに検討してみる必要性があろう.(3)以上から,サポート・ネットワーク・サイズの全体(包括的ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズ)を指標として,まずは人口学的変数との関連が追究された.(1)性,(2)兄弟数,(3)入学経路,(4)居住形態,(5)1ヶ月あたりの"自由に使えるお金",および(6)"恋人"の有無,の6特性との関連が吟味されたが,いずれとも意味のある関連は見い出し得なかった.(4)ついで,(1)大学生活に対する満足の度合い,および,(2)抑うつの程度の2種を基準変数として,それぞれに対して包括的ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズ変数が持つ規定力が問われた.階層的重回帰分析の結果によれば,いずれの基準変数に対しても,そのヴァリエーションを説明していくうえで,有意味な独自の力を保持することが確認された.われわれの今回の試みにおいては,この確認が1番のポイントといえよう.(5)基準変数の「抑うつ傾向」に対しては,包括的ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズ変数が「マキャベリズム志向」変数と相乗効果を発揮している事実が見い出された.マキャベリズム志向が高いひとにあっては,ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズの拡がりは抑うつを低下させる方向で関与しているように思われる.以上が,われわれの今回の試みにおける主要な結果である.それぞれの解釈にあたっては慎重な配慮が要求されよう.ひとつの事実にはちがいないが,どこまで"動かぬ事実"かについては,今回の試みだけではほとんどなにも言えぬからである.その意味において「資料」なのであり,ソーシャル・サポート研究の向後にむけて参考に供するものである.
A study was conducted to explore the effects of social support on stress of college students. Social support was measured in terms of perceived support network size in four cenceptually distinct dimensions: 1) social companionship, 2) tangible aid, 3) cognitive guidance, and 4) self-esteem. Stress was assessed in terms of: 1) satisfaction with college life, and 2) depressive symptoms experienced during the preceding month. Analyses showed that there existed nearly no empirical discriminability between the four dimensions of support network size. Toward predicting the college life satisfaction and the depressive symptoms, the composite measure of support network size (over-all, perceived social support network size) was found to be significant and possess a unique effect. The meanings and implications of these findings are discussed.
 
目次
目的
方法
 (1) データ・ソースとデータ収集
 (2) 変数の操作化と測定
 (3) 分析の戦略と手続き
結果と考察
 (1) 測定用具の信頼性はどうであったか
 (2) ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズの4側面には,どの程度まで経験的弁別性が存在していたか
 (3) ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズは人口学的特性と意味のある関連をみせたか
 (4) ソーシャル・サポート・ネットワーク・サイズをうんぬんすることは,大学生活に対する満足の度合い,および,抑うつの程度を説明するうえで,実質的にどれほどの意味を有していたか
要約
 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Journal Article  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Aug 05, 2019 17:01:16  
作成日
Sep 30, 2010 09:00:00  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Feb 1, 2017    フリーキーワード, 抄録, 目次, 別タイトル, 著者 を変更
Aug 5, 2019    著者 を変更
 
インデックス
/ Public / 文学部 / [哲学] 哲学 / 85 (198700)
 
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