二〇〇五年度修士論文要旨
 日本史学専攻
  室町時代の「国司」 / 大薮海
  近代日本民衆の地理意識とスポーツ : 広島県を中心として / 佐藤亮
  室町期における守護職と郡 : 同時代人の「守護」認識と「分郡守護」論 / 嶋田哲
 東洋史学専攻
  ズィヤ・ギョカルプの言語観 : オスマン帝国における言語純化・簡素化運動のなかで / 内田美幸
  イスラーム・シーア派における公正思想の政治的機能 : イラン立憲革命初期をケーススタディーとして / 大足恭平
  記された「守令」像 : 南宋期史料に見る知州・知縣 / 小二田章
  清代命案記録の中の女性 : 乾隆初期『刑科題本』を中心に / 五味知子
  清代民国時期放生史研究 / 張尚基
  ドゥッラーニー朝史の創造と近代アフガニスタンの創設について : 一八世紀中期のアフマド・シャー期ドゥッラーニー朝政治史の再考を中心に / 登利谷正人
  オスマン帝国の近代化におけるアルメニア人の役割 : オハンネス=ダディアンのヨーロッパ旅行を中心に / 長濱あずさ
  アレッポの「ナショナリズム」 : オスマン朝後の国民国家形成と地方都市民のアイデンティティーの諸相 / 夜船絵美
 西洋史学専攻
  ドイツ初期労働者運動における内部対立と職種間の多様性 : スイスにおけるヴァイトリングのプロパガンダ活動とその行き詰まりを中心に / 大熊陽子
 民族学考古学専攻
  イスラエル北部沿岸地域における鉄器時代I期の土器組成 / 小野塚拓造
  縄文時代におけるベンガラの獲得と利用に関する基礎的研究 : 新潟県中越地域の集落遺跡をモデルケースとして / 河野摩耶
  荷札木簡の形態的研究 : 機能との関わりを中心に / 友田那々美
二〇〇五年度卒業論文題目