二〇〇三年度修士論文要旨
 日本史学専攻
  古代地域社会における婚姻についての一考察 : 御野国戸籍の分析を中心に / 鈴木さや香
  摂関期の陣定に関する基礎的考察 : 一条朝期の事例を中心として / 池田卓也
  院政の成立に関する基礎的考察 / 佐々木康裕
  中世国家の身分秩序と路頭礼 : 天皇・治天・室町殿と公家社会 / 桃崎有一郎
  足利義晴・義輝流浪期における室町幕府と訴訟 / 樋口雄一郎
  公家・戦国大名との関わりからみる織田「政権」の容認 / 高本康博
  近世後期における二条家 / 中村佳史
 東洋史学専攻
  南詔・大理国の仏教 / 武田史子
  日中戦争期延安における「婦女問題」 : 雑誌『中国婦女』を中心として / 藤井敦子
  朝鮮後期英祖代の言官の言論環境 / 柳田悠紀
  有力部族集団の動向から見たアク・コユンルーの歴史 : ウズン・ハサン～ヤアクーブ治世を中心に / 飯川厚
  トゥラニズムをめぐる一九三〇年代の日本=トルコ関係 / 稲葉沙智子
  一八世紀イスタンブルにおける商工民と同職組合 : 『アフキャーム・デフテリ』にみる食肉業と皮革業 / 藤木健二
  アイユーブ朝・マムルーク朝政権交替期におけるクルド人アミールとクルド系軍事集団 : サーリフ期からバイバルス期までを中心に / 毛利沙和子
  一六世紀オスマン朝下におけるアナトリアの農村社会 : 一五〇三年付マラシュ県検地帳の分析 / 由利桃子
 西洋史学専攻
  エリザベス治世期における議会の特質 : 議員と選挙区との関係を中心として / 仲丸英起
  神話を超えた王国 : コルベールの文化政策をめぐって / 青木恵
 民俗学考古学専攻
  平城宮出土の墨書土器とその性格 / 池山由宣
  中世都市鎌倉における動物利用 : 出土動物依存体の分析を通して / 小島奈々子
  甲骨文における「習刻」について : 殷墟甲骨文字長幅比の分析を通して / 田中春香
二〇〇三年度卒業論文題目