アイテムタイプ |
Article |
ID |
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プレビュー |
画像 |
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キャプション |
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本文 |
AN00069467-00000053-0329.pdf
Type |
:application/pdf |
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Last updated |
:May 25, 2022 |
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本文公開日 |
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タイトル |
タイトル |
魂の不死の哲学 [第三回] プロティノス『エネアデス』
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カナ |
タマシイ ノ フシ ノ テツガク [ダイサンカイ] プロティノス『エネアデス』
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ローマ字 |
Tamashii no fushi no tetsugaku [daisankai] Purotinosu "Eneadesu"
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別タイトル |
名前 |
The immortality of the human soul, 3 : Plotinus's Enneads
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カナ |
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ローマ字 |
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著者 |
名前 |
タカハシ, アダム
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カナ |
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ローマ字 |
Takahashi, Adam
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所属 |
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所属(翻訳) |
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役割 |
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外部リンク |
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版 |
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出版地 |
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出版者 |
名前 |
慶應義塾大学言語文化研究所
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カナ |
ケイオウ ギジュク ダイガク ゲンゴ ブンカ ケンキュウジョ
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ローマ字 |
Keiō gijuku daigaku gengo bunka kenkyūjo
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日付 |
出版年(from:yyyy) |
2022
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出版年(to:yyyy) |
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作成日(yyyy-mm-dd) |
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更新日(yyyy-mm-dd) |
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記録日(yyyy-mm-dd) |
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形態 |
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上位タイトル |
名前 |
慶應義塾大学言語文化研究所紀要
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翻訳 |
Reports of the Keio Institute of Cultural and Linguistic Studies
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巻 |
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号 |
53
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年 |
2022
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月 |
3
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開始ページ |
329
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終了ページ |
346
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ISSN |
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ISBN |
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DOI |
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URI |
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JaLCDOI |
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NII論文ID |
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医中誌ID |
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その他ID |
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博士論文情報 |
学位授与番号 |
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学位授与年月日 |
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学位名 |
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学位授与機関 |
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抄録 |
紀元後三世紀の哲学者プロティノスは、プラトンの影響のもとに「魂の不死」の教説を自身の著作『エネアデス』のなかで展開した。時間的な現世とそれとは切り離された不変的な叡知界の存在、そして後者の世界へと回帰した魂の不死性の肯定にかんして、プロティノスはプラトンの教説を忠実に踏襲している。プロティノス固有の議論がうかがえるのは、むしろそのような神的世界を本来の住処とするはずの魂がなぜこの世界へと降下し、さらに個々の人間の魂へと受肉してしまったのかという〈下降面〉の議論においてであった。魂の降下の理由を「翼の喪失」という受動的事態に帰したプラトンと異なり、プロティノスは魂自身の自発的な「欲求」あるいは「向こう見ず」な「自由な意志」こそがその原因だととらえた。こうして現れるのは、善と悪の双方へと向かいうる精神の自由な「力」を現実的なものとみなす哲学の姿である。さらに、彼は「永遠と時間」という二項の対立を前提とした上で、永遠から時間が成立することを魂の降下と連動する事態として語った。プロティノスの思想を通して、人間に不合理な力がやどっていること、そして人間の存在が本質的に時間的性格を有することが、はじめて形而上学的に明確な輪郭を与えられたのである。
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目次 |
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キーワード |
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NDC |
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注記 |
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言語 |
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資源タイプ |
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ジャンル |
Departmental Bulletin Paper
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著者版フラグ |
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関連DOI |
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アクセス条件 |
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最終更新日 |
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作成日 |
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所有者 |
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関連アイテム |
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