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2018000005-20180250  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 再生医療における効率的な細胞組織作製を実現する機能性培養基材の開発  
カナ サイセイ イリョウ ニ オケル コウリツテキナ サイボウ ソシキ サクセイ オ ジツゲンスル キノウセイ バイヨウ キザイ ノ カイハツ  
ローマ字 Saisei iryō ni okeru kōritsutekina saibō soshiki sakusei o jitsugensuru kinōsei baiyō kizai no kaihatsu  
別タイトル
名前 Development of functional cell culture dish for effective fabrication of cellular tissue in regenerative medicine  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 長瀬, 健一  
カナ ナガセ, ケンイチ  
ローマ字 Nagase, Kenichi  
所属 慶應義塾大学薬学部准教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2019  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2018  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
近年、再生医療における新たな治療方法として、細胞シートや細胞凝集塊などの細胞組織を移植する細胞移植療法が検討されている。この細胞組織を作製する際に、多種の細胞群の中から必要な細胞のみを分離・精製する操作や、細胞組織を作製する操作などの煩雑な操作が必要である。現在、これらの操作は別々に行われており、治療用細胞組織の作製の効率化を妨げている。そこで、本研究では、温度変化だけで細胞を分離する分離基材の開発を行なった。これにより、治療用の細胞組織の作製が効率化されれば、細胞組織移植療法の普及に貢献できると考える。
温度応答性高分子であるポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PNIPAAm)をガラス基板表面に適切な分子量で修飾する事で、温度変化により37℃で細胞の接着、20℃で細胞の脱着を行なえる事を確認した。また、基板表面に正荷電を有するポリマーであるポリ(N、N-ジメチルアミノプロピルアクリルアミド)(PDMAPAAm)を導入する事で、細胞の接着速度を向上させることができた。また、細胞に特異的な親和性を有するペプチドなどのリガンドを温度応答性表面に導入することで、細胞接着の特異性を上げることができた。
これらの結果より、様々な種類の細胞群から目的の細胞を基板表面に接着させ、温度を下げることで回収できることが示された。これにより、温度変化による細胞分離システムの構築の可能性が示された。
Recently, cell transplantation therapy using cell sheet or spheroid has been performed as new types of effective regenerative therapy. However, the technology for cellular tissue fabrication should be improved in order to improve these therapies. In the present study, we developed the effective cell separation substrate which can be modulated by temperature change.
Poly(N-isopropylacrylamide)(PNIPAAm) was grafted on glass substrate. With grafting proper length of PNIPAAm, cells can be adhered at 37 °C and detached at 20 °C. By introducing cationic polymer on the substrates, the cell adhesion rate was enhanced. Also, with modification of affinity ligand on the substrates, selective cell adhesion can be performed.
From these data, we demonstrated that the targeted cells can be selectively adhered on the substrates, and detached from the substrates simply by temperature change. Thus, the developed temperature responsive polymer modified substrate would be useful as temperature-modulated cell separation system.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Oct 24, 2022 13:38:12  
作成日
Oct 24, 2022 13:38:12  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Oct 24, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2018年度
 
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