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2019000008-20190373  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル 教員養成カリキュラム史の国際比較 : 慶應義塾における教員養成の意義  
カナ キョウイン ヨウセイ カリキュラムシ ノ コクサイ ヒカク : ケイオウ ギジュク ニ オケル キョウイン ヨウセイ ノ イギ  
ローマ字 Kyōin yōsei karikyuramushi no kokusai hikaku : Keiō gijuku ni okeru kyōin yōsei no igi  
別タイトル
名前 A comparative study of the history of teacher preparation : toward the curriculum development at Keio Gigyuku  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 佐久間, 亜紀  
カナ サクマ, アキ  
ローマ字 Sakuma, Aki  
所属 慶應義塾大学教職課程センター教授  
所属(翻訳)  
役割 Research team head  
外部リンク  
 
出版地
 
出版者
名前 慶應義塾大学  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
1 pdf  
上位タイトル
名前 学事振興資金研究成果実績報告書  
翻訳  
 
 
2019  
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
本研究の成果として、以下三点が明らかになった。
第一に、米国では19世紀以来、教員養成改革が継続されてきたが、そのレトリックが変化していることが確認された。それは、政治的目的から経済的目的へと変化し、教育を公共財とみなす見方から、社会的効率や階層移動のための私財としてみなす見方へと転換されてきた。この点は、日本においても、臨教審改革以降、共通する現象であるといえる。
第二に、20世紀の間、教育改革(進歩主義教育運動や公民権運動)は失敗し続けてきたにもかかわらず、21世紀以降も教育改革は人々から支持されている。その理由は、社会全体の構造に起因する諸々の問題の原因がすべて教育にあるとする「社会問題の教育化」にあることが指摘できた。この点は、日本にも共通するが、しかし興味深いことに、どのようなレトリックで社会問題が教育化されているかについては、日米で差異が認められ、したがって教員養成改革にも影響が及んでいることが指摘できた。
すなわち第三に、米国では21世紀以降の教育のスタンダード化運動と学校選択運動は成功しつつあるという評価も可能だが、その理由は、「黒人や少数者の不平等を解消するための教育改革」というレトリックにあると考えられる。つまり、実際には経済的目的下の教育改革であるにもかかわらず、それを民主的平等の達成という政治的レトリックで説明する戦略がとられたため成功したといえる。一方、米国では人種的平等や民主主義社会の実現という政治的レトリックが正面から掲げられ、それを人々が支持するのに対し、日本の教育改革及び教員養成改革のレトリックに、民主的平等が大上段に掲げられているとは看取しにくい。この差異を詳細に研究しつつ、慶應義塾大学における教員養成の方向性をさらに追究することが今後の課題である。
以上の研究成果については、スタンフォード大学デイビッド・ラバレー名誉教授を日本に招聘し、公開研究会の場で議論を実施することで広く社会に発信した。
In this research, we revealed the following three points from a Japan- U.S. comparative perspective.
First, while the teacher preparation reform has never stopped since the beginning of the 19th century, the rhetoric of education in the U.S. shifted over time from a political vision of a civic-minded citizen to a market vision of a self-interested consumer. This shift can be observed in Japan, especially since the Ad-Hoc Council on Education in 1980s.
Secondly, although the educational reforms in 20th century such as Progressive Education movement and Civil Rights movement has been failing, the fiscal spending for educational reforms are supported by citizens. The reason is people expect schools to solve pressing social problems while schools can't eliminate social inequality. It should be called as "educationalization of social issues." The common phenomenon can be observed in Japan, however, the rhetoric of "educationalization" seems different.
Thirdly, the difference is recognized especially in the reforms since the 21st century. The standards movements as well as school choice movements seem to be succeeding. It is because of its message of equal opportunity for every citizen. The goal of the reforms is explained in a political vision such as the realization of the democratic equity while the real goal is in a market vision. On the contrary, the rhetoric of educational reform/ teacher preparation reform in Japan doesn't talk about democracy nor equity. What is the exact difference of the rhetoric between Japan and U.S. is the next research question.
These research outcomes came from the discussion with David Labaree, the Emeritus professor at Stanford University. We had a symposium for public in order to inform the outcome of this research.
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記

 
言語
日本語  

英語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Research Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Dec 16, 2022 10:39:55  
作成日
Dec 16, 2022 10:39:55  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Dec 16, 2022    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 塾内助成報告書 / 学事振興資金研究成果実績報告書 / 2019年度
 
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