アイテムタイプ |
Article |
ID |
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プレビュー |
画像 |
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キャプション |
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本文 |
KO40002001-00002011-0017.pdf
Type |
:application/pdf |
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:Sep 24, 2021 |
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本文公開日 |
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タイトル |
タイトル |
地場製造業の再興を目指した改良型プラットフォーム・システムの構築
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カナ |
ジバ セイゾウギョウ ノ サイコウ オ メザシタ カイリョウガタ プラットフォーム・システム ノ コウチク
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ローマ字 |
Jiba seizogyo no saiko o mezashita kairyogata purattofomu shisutemu no kochiku
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別タイトル |
名前 |
A proposal of a new platform systems to revive of local manufacturers
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カナ |
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ローマ字 |
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著者 |
名前 |
南沢, 慎之介
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カナ |
ナンザワ, シンノスケ
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ローマ字 |
Nanzawa, Shinnosuke
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所属 |
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所属(翻訳) |
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役割 |
Dissertant
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外部リンク |
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名前 |
手嶋, 龍一
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カナ |
テシマ, リュウイチ
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ローマ字 |
Teshima, Ryuichi
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所属 |
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所属(翻訳) |
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役割 |
Thesis advisor
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外部リンク |
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版 |
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出版地 |
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出版者 |
名前 |
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科
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カナ |
ケイオウ ギジュク ダイガク ダイガクイン システム デザイン・マネジメント ケンキュウカ
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ローマ字 |
Keio gijuku daigaku daigakuin shisutemu dezain manejimento kenkyuka
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日付 |
出版年(from:yyyy) |
2011
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出版年(to:yyyy) |
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作成日(yyyy-mm-dd) |
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更新日(yyyy-mm-dd) |
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記録日(yyyy-mm-dd) |
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形態 |
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上位タイトル |
名前 |
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翻訳 |
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巻 |
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開始ページ |
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終了ページ |
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ISSN |
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ISBN |
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DOI |
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URI |
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JaLCDOI |
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NII論文ID |
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医中誌ID |
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その他ID |
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博士論文情報 |
学位授与番号 |
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学位授与年月日 |
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学位名 |
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学位授与機関 |
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抄録 |
日本における企業の事業所数を見てみると、その9割は中小企業である。この9割の事業所が、従来の日本経済の要となってきた。本研究では特に地方都市の製造業に着目し考察を試みた。しかし、各地の製造業の多くは昨今の超円高もあって業績は振るわない。こうした厳しい経営環境にあって、金属加工品の製造を行っている新潟県燕市の製造業群の業績は総じて堅調といえる。 本研究ではこうした新潟県燕市の製造業を取り上げ、現地のプラットフォーム戦略を総合的に調査し、分析を試みた。さらに現行のプラットフォームに改良を加えることによって、他の地域の中小製造業にも利用可能なプラットフォームをデザインすることが本研究の目的である。 プラットフォームは通常、コンピュータやシステムの基礎部分となるものを言ったり、機械、特に自動車のボディ設計の基本部分を意味する場合が多い。しかし本研究でいうプラットフォームとは、企業同士が企業活動を通して有する共通基盤を意味すると定義する。具体的には、共通の流通網や共通の生産基盤などである。 本研究では、徹底した現地調査を通じて、燕市の製造業群には大きく3つのプラットフォームが存在することを明らかにした。それは(1)広告の集約化、(2)流通の集約化、(3)加工機械・労働力の共同利用である。燕市の企業は「ennブランド」というwebサイトを立ち上げ、そこに各社の商品を綺麗にデコレーションし宣伝を行っている。これが(1)広告のプラットフォーム化である。また燕市の問屋はそれぞれカタログを全国に配布しており、そのカタログは燕市の商品をほぼ網羅している。これが媒介となり、全国のホテルやレストランと燕市の企業群は密接につながっている。これが(2)流通のプラットフォーム化である。さらに、燕市内の各企業は互いにアウトソーシングを活発に行い、互いの加工機械や労働力を共同で利用している。これが(3)加工機械・労働力のプラットフォーム化である。 本稿では現行の燕型プラットフォームを踏まえながら、独自の改良型プラットフォームをデザインした。具体的には材料調達の一本化、下請工場の共同化、地域ブランド確立による広告・宣伝の最大化である。 本稿のプラットフォーム戦略では、材料調達や下請工場を一本化することでコストダウンを図り、生産体制の究極の合理化を行えるようシステムの設計を試みた。さらに各社が持っているオリジナルブランドを束ねる1つの大きな地域ブランドを創造することで産地の活性化を図るよう設計した。すでに短期間で非常に高い成長を遂げた愛媛県今治市のタオル産業のプラットフォームを比較研究しながら、本モデルに改良を加えて応用を試みた。この改良型プラットフォーム・システムは、複雑な社会システムであるため、その有効性を検証するに大規模な社会実験や試験的運用を行うことは困難である。そこで、改良型プラットフォームの妥当性・有用性を検証するため、燕市の金属加工業経営者と地元商工会議所、その他の製造業経営者によるレビューを実施し、同時に今治タオル産業との比較検証で行った。 その結果、筆者の提唱する改良型プラットフォーム・システムは燕市の今後の成長に貢献し、その有用性は現場の経営者や経済団体にも受け入れられたと考えられる。この改良型プラットフォーム・システムは、地場製造業にとって重要な要素を可能な限り網羅し、改善点を明確にしたものであり、地場製造業の未来を大きく作用するものと考察しうる。
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目次 |
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キーワード |
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NDC |
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注記 |
修士学位論文. 2011年度システムデザイン・マネジメント学 第70号
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言語 |
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資源タイプ |
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ジャンル |
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著者版フラグ |
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関連DOI |
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アクセス条件 |
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