昭和六一年度修士論文要旨
 国史学
  律令外位制に関する考察 / 上野純也
  編戸についての基礎的考察 : 「編戸」の語義をめぐって / 永利洋介
  日本古代における僧尼の社会史的位置づけについて / 村松琢
  国分寺の創建について : その受容経典の内容をめぐって / 広瀬震也
  鎌倉幕府安堵御教書について / 宮崎宏
 東洋史学
  清代台湾府城における都市構造と紳商層の形成 / 井上敬邦
  Qadi al-Nu'manのイマーム思想におけるwalayah / 野元晋
  十四世紀末-十五世紀初頭のカイロにおける穀物騒乱とマムルーク朝の政策 / 長谷部史彦
  十六世紀中葉の東アナトリアにおける地方体制 / 三沢伸生
  Seqat al-Eslamの生涯にみるタブリーズの立憲運動 : ウラマーの活動を中心に / 東昇
 西洋史学
  十三世紀ケルンにおけるユダヤ人の処遇について / 貝塚敦子
  十五世紀フィレンツェにおける兄弟会(Confraternita)についての考察 / 三森のぞみ
  エリザベス朝枢密院とネーデルラント政策 / 後藤千雅
  十九世紀後半におけるアメリカ生命保険事業の発展と経営支配 / 紫藤潤一
  二十世紀初頭イギリスの思想運動について / 安蔵良純
 民族学考古学
  地域文化成立過程の考古学的研究 : 縄文時代中期勝坂式・阿玉台式土器成立期を中心に / 小林謙一
  お仲間林遺跡の研究 : 異なるサンプリングによる石器製作活動の復元に向けて / 五十嵐彰
  上黒岩岩陰における水洗選別資料の検討 : 微細石片を中心として / 古田幹
  奄美大島宇検村の年中行事 : その構造と変化 / 法橋量
昭和六一年度卒業論文題目