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AN00069467-00000051-0017  
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本文公開日
 
タイトル
タイトル Reginald Pecock's theology of reason  
カナ  
ローマ字  
別タイトル
名前  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 井口, 篤  
カナ イグチ, アツシ  
ローマ字 Iguchi, Atsushi  
所属  
所属(翻訳)  
役割  
外部リンク  
 
出版地
東京  
出版者
名前 慶應義塾大学言語文化研究所  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク ゲンゴ ブンカ ケンキュウジョ  
ローマ字 Keiō gijuku daigaku gengo bunka kenkyūjo  
日付
出版年(from:yyyy) 2020  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
 
上位タイトル
名前 慶應義塾大学言語文化研究所紀要  
翻訳 Reports of the Keio Institute of Cultural and Linguistic Studies  
 
51  
2020  
3  
開始ページ 17  
終了ページ 36  
ISSN
03873013  
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
15世紀イングランドの神学者レジナルド・ピーコック (Reginald Pecock, c.1392-c.1459) が、ロラード派異端に反駁した俗語著作群において、なぜ理性を極端に強調しているかについては、これまでにも多くの研究がなされてきた。本稿は、カトリック教会が展開したロラード派異端撲滅の文脈の中で論じられることが多いピーコックの俗語神学書の中に、ラテン語文化の痕跡を探し求める試みである。ピーコックが用いた語彙や文体は言うに及ばず、キリスト者たちが自分自身と神に関する深い知に達する際に必要不可欠であると彼がみなした理性の概念も、ラテン語の体系的な知に根本的に支えられている。つまり、異端の道に迷い込んだ一般信徒たちを俗語で真摯に説得しようとしたピーコックは、彼の「俗語の声」の意義を強調する近年の研究成果にもかかわらず、徹頭徹尾ラテン語知に依拠して峻厳に理性の重要性を語る説教者であったのだ。この「ラテン語性」をピーコック理解の中心に据えることで、中世神学と宗教改革神学とをつなぐ結節点の一つとして彼の神学をより深く理解する可能性が開かれるであろう。
 
目次

 
キーワード
 
NDC
 
注記
論文
 
言語
英語  

日本語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Departmental Bulletin Paper  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Mar 25, 2020 14:45:19  
作成日
Mar 25, 2020 14:45:19  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Mar 25, 2020    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 言語文化研究所 / 慶應義塾大学言語文化研究所紀要 / 51 (202003)
 
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