アイテムタイプ |
Article |
ID |
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プレビュー |
画像 |
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キャプション |
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本文 |
0302-0000-0633.pdf
Type |
:application/pdf |
Download
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Size |
:30.9 MB
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Last updated |
:Jul 9, 2010 |
Downloads |
: 1056 |
Total downloads since Jul 9, 2010 : 1056
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本文公開日 |
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タイトル |
タイトル |
路上生活者の生活実践 : カメルーン・ヤウンデ市を事例として
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カナ |
ロジョウ セイカツシャ ノ セイカツ ジッセン : カメルーン・ヤウンデシ オ ジレイ トシテ
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ローマ字 |
Rojo seikatsusha no seikatsu jissen : Kamerun Yaundeshi o jirei toshite
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別タイトル |
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著者 |
名前 |
玉井, 隆
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カナ |
タマイ, タカシ
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ローマ字 |
Tamai, Takashi
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所属 |
慶應義塾大学総合総合政策学部4年
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所属(翻訳) |
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役割 |
Author
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外部リンク |
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名前 |
梅垣, 理郎
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カナ |
ウメガキ, ミチオ
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ローマ字 |
Umegaki, Michio
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所属 |
慶應義塾大学総合政策学部教授
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所属(翻訳) |
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役割 |
Thesis advisor
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外部リンク |
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版 |
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出版地 |
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出版者 |
名前 |
慶應義塾大学湘南藤沢学会
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カナ |
ケイオウ ギジュク ダイガク ショウナン フジサワ ガッカイ
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ローマ字 |
keio gijuku daigaku shonan fujisawa gakkai
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日付 |
出版年(from:yyyy) |
2010-03
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出版年(to:yyyy) |
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作成日(yyyy-mm-dd) |
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更新日(yyyy-mm-dd) |
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記録日(yyyy-mm-dd) |
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形態 |
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上位タイトル |
名前 |
研究会優秀論文
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翻訳 |
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巻 |
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号 |
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年 |
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月 |
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開始ページ |
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終了ページ |
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ISSN |
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ISBN |
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DOI |
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URI |
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JaLCDOI |
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NII論文ID |
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医中誌ID |
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その他ID |
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博士論文情報 |
学位授与番号 |
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学位授与年月日 |
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学位名 |
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学位授与機関 |
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抄録 |
急速に拡大するアフリカ都市において、住民が日常生活の中で抱える困難は多岐にわたる。それは健康被害や衣食住の確保の難しさ、犯罪など、いずれも日々の生活に重大な影響を及ぼす課題である。こうした困難に対して行政の施策が不十分である場合、住民側からの自助努力が重要な役割を果たす。中でも日常生活に見られる様々な互助行為は、日々の困難の克服とより良い生活を模索する住民同士による創意工夫として注日できる。本研究の日的は、流動的で多様な生活背景を持つ人々が集まる都市において、人々が困難とどのように対峙しているのか、そしてそれをどのような生活実践により乗り越えようとするのか、こうした問いに対し、住民主体の互助行為に着日しながら明らかにすることである。
事例として、カメルーンの首都ヤウンデ市における路上生活者について検討する。ヤウンデ市の路上生活者の多くは、5名から最大30名ほどが空き地や木の下、橋の下、スーパーマーケットの前などに集まり寝泊りをしながら生活を送る。その構成員はエスニシティや出身地、宗教などにおいて多様性を持つ。例えば全く異なるエスニックグループであるバミレケとハウサの人々が同じ寝床にいたり、キリスト教徒とイスラーム教徒が混ざる路上生活者のたまり場でアラビア語の挨拶が交わされたりする。そうした雑多な関係の中で、日常生活の様々な場面に彼らの互助行為が見られる。例えば共同での食事の準備、仲間同
士のペットボトル集め、警察や憲兵の見回りや賄賂要求に関する情報の共有である。一方で彼らは路上生活者同士の暴力や口論、盗難といった多くの問題に日々直面している。加えて路上生活者の多くはより良い仕事を求めて他の都市に移動したり、逮捕され刑務所に移ったり、出身農村に帰還したりと、路上生活の場での人々の出入りは激しい。
本研究は、こうした互助と争いが日常生活の様々な場面で見られる点に着日した。路上では継続的な関係や集団の利益を優先することよりも、強い自己主張の下で自分の利益を優先する「言いたいことを言いあう」関係がより重視され、それが路上生活の場の安定性をもたらす。争いは短期的な「他人」同士のゼロサムの関係だからこそより強く行われ、お互いの不信を理解し取り除く役割を果たしている。こうした相手への理解を促進する争いが、安定的な関係性を早く生む契機となる。一方で日常生活の様々な互助行為は、生活上の様々な困難を乗り越え、かつ争いばかりの無秩序な状況を避ける役割を果たす。多様
な人々が集う出入りの激しい路上生活の場において、互助はゆるやかな紐帯を基盤としてなされる。このような互助と争いの生活実践を通して、路上生活者の生活は「なんとかやつていける」ものとなる。
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目次 |
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キーワード |
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NDC |
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資源タイプ |
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ジャンル |
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著者版フラグ |
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関連DOI |
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アクセス条件 |
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関連アイテム |
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