慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)

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KO40002001-00002010-0044  
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KO40002001-00002010-0044.pdf
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Release Date
 
Title
Title 屋内位置情報システムの設計  
Kana オクナイ イチ ジョウホウ システム ノ セッケイ  
Romanization Okunai ichi joho shisutemu no sekkei  
Other Title
Title Planning for indoor location based service  
Kana  
Romanization  
Creator
Name 肥後, 尚之  
Kana ヒゴ, ナオユキ  
Romanization Higo, Naoyuki  
Affiliation  
Affiliation (Translated)  
Role Dissertant  
Link  

Name 春山, 真一郎  
Kana ハルヤマ, シンイチロウ  
Romanization Haruyama, Shinichiro  
Affiliation  
Affiliation (Translated)  
Role Thesis advisor  
Link  
Edition
 
Place
横浜  
Publisher
Name 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科  
Kana ケイオウ ギジュク ダイガク ダイガクイン システム デザイン・マネジメント ケンキュウカ  
Romanization Keio gijuku daigaku daigakuin shisutemu dezain manejimento kenkyuka  
Date
Issued (from:yyyy) 2010  
Issued (to:yyyy)  
Created (yyyy-mm-dd)  
Updated (yyyy-mm-dd)  
Captured (yyyy-mm-dd)  
Physical description
56 p.  
Source Title
Name  
Name (Translated)  
Volume  
Issue  
Year  
Month  
Start page  
End page  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII Article ID
 
Ichushi ID
 
Other ID
 
Doctoral dissertation
Dissertation Number  
Date of granted  
Degree name  
Degree grantor  
Abstract
近年、位置情報サービスが大きな注目を集めている。その大きな発端となったのは米国防省が運用している人工衛星を利用した位置情報システムGlobal Positioning System(以下GPS)の存在である。米国が1993年にGPSを民間に広く開放して以来、屋外での位置情報は非常に簡便となり、これに伴って民生品のGPS受信装置が発達し、カーナビゲーションシステムを筆頭に既に様々なサービスが実用化されている。
また、携帯電話からの警察や消防などへの緊急通報時にはGPSなどから得た位置情報を自動的に通知するシステムが構築されるなど、私たちの日常生活の安心、安全にも利用されるようになってきた。このように位置情報の重要性は近年益々高まってきており、社会インフラとして欠くことのできないものとなってきている。
一方、GPSが使用できない屋内に目を転じると位置情報の取得はまだまだ整備されていない。携帯電話の基地局を利用する測位手法や不特定多数の無線LAN基地局から出力される電波の情報を元に測位する手法も実現しているが、どちらとも精度が粗く、また後者は信頼性も高くない。他にも様々な技術や手法が提案されているものの、社会インフラと呼べるシステムはまだ実現していない。
そこで、本研究ではユーザーが屋内外を気にすることなく位置情報を使用できる環境を実現することを目標に、その実現に必要な条件を検討した。まず屋内の位置情報技術の現状を整理し、社会インフラの障害となっている事象などを確認した。その結果、屋内の位置情報システムには社会的な要望はあるものの、システムを構築する実質的な担い手が存在しないことがわかった。最も大きな問題はその構築費用である。費用が下がれば費用対効果が良くなり導入を検討するショッピングセンターなどの民間企業が増加すると考えられる。
さらに、本研究では屋内位置情報システム構築にかかる費用を軽減するために、もう一方のシステムの担い手であるユーザー側の携帯端末に着目した。近年、携帯端末の機能の高性能化は著しく、多くのセンサーが搭載されるようになってきている。その中の加速度センサー、ジャイロセンサー、電子コンパスなどを用いることによって携帯端末だけで位置がわかる「自律航法」について実験を行った。
本研究によって、携帯端末の「自律航法」を考慮することにより、屋内位置情報インフラ構築費用が軽減できることがわかった。
 
Table of contents

 
Keyword
GPS  

位置情報  

屋内  

自律航法  

携帯端末  
NDC
 
Note
修士学位論文. 2010年度システムデザイン・マネジメント学 第52号
 
Language
日本語  
Type of resource
text  
Genre
Thesis or Dissertation  
Text version
publisher  
Related DOI
Access conditions

 
Last modified date
Nov 01, 2021 14:23:23  
Creation date
Jul 27, 2011 09:00:00  
Registerd by
mediacenter
 
History
Nov 1, 2021    Abstract 内容,Note を変更
 
Index
/ Public / Graduate School of System Design and Management / Master's thesis / Academic Year 2010
 
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