慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)

ホーム  »»  アイテム一覧  »»  アイテム詳細

アイテム詳細

アイテムタイプ Article
ID
KO40001002-00002012-3851  
プレビュー
画像
thumbnail  
キャプション  
本文
KO40001002-00002012-3851.pdf
Type :application/pdf Download
Size :423.1 KB
Last updated :Jul 30, 2019
Downloads : 1952

Total downloads since Jul 30, 2019 : 1952
 
本文公開日
 
タイトル
タイトル 柔軟物をインタフェース化するデバイスの構成手法  
カナ ジュウナンブツ オ インタフェースカ スル デバイス ノ コウセイ シュホウ  
ローマ字 Junanbutsu o intafesuka suru debaisu no kosei shuho  
別タイトル
名前 A method to construct devices for converting soft objects as interfaces  
カナ  
ローマ字  
著者
名前 杉浦, 裕太  
カナ スギウラ, ユウタ  
ローマ字 Sugiura, Yuta  
所属  
所属(翻訳)  
役割 Dissertant  
外部リンク  

名前 砂原, 秀樹  
カナ スナハラ, ヒデキ  
ローマ字 Sunahara, Hideki  
所属  
所属(翻訳)  
役割 Thesis advisor  
外部リンク  
 
出版地
横浜  
出版者
名前 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科  
カナ ケイオウ ギジュク ダイガク ダイガクイン メディア デザイン ケンキュウカ  
ローマ字 Keio gijuku daigaku daigakuin media dezain kenkyuka  
日付
出版年(from:yyyy) 2012  
出版年(to:yyyy)  
作成日(yyyy-mm-dd)  
更新日(yyyy-mm-dd)  
記録日(yyyy-mm-dd)  
形態
146 p.  
上位タイトル
名前  
翻訳  
 
 
 
 
開始ページ  
終了ページ  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII論文ID
 
医中誌ID
 
その他ID
 
博士論文情報
学位授与番号  
学位授与年月日  
学位名  
学位授与機関  
抄録
本論文では, 人を取り巻く柔らかい日用品(以下, 柔軟物)を人と情報環境をつなぐインタフェースとして扱い, 温もりのあるサービスを展開していくビジョン「柔軟物コンピューティング」を掲げる. 
柔軟物は, 素材の物理的な柔らかさや保温性と, それに伴う緩衝材としての役割や, 形状や触覚的な生物らしさから所有者が愛着を抱く嗜好品としての役割を担っており, 家庭に快適性を提供している. 柔軟物は, こうした役割の多様性から身の回りにあふれていて, 居住者と長期的に密着している存在である. 
我々は, この柔軟物を人と情報環境がインタラクションをするインタフェースとして扱うことで, 居住者に近い位置にインタフェースとしての機能を持つ観測点や提示部位を設置できるようになるため, 確実で長期的に人の状態を計測し続けることができるだけでなく, 触覚や動きを通して人の感覚に直接的に訴えかけるような, 心理的負担が少ない情報提示が可能な「人の懐に入り込むインタフェース」を構築し, 生活空間に馴染むインタフェースを目指す. 
柔軟物コンピューティングを実現するためには, まず柔軟物に対して計測システムや駆動機構を適切な形式で組み込み, インタフェース化していくことが重要である. 既存のセンサやアクチュエータは硬い素材によって構成されており, これらを柔軟物に組み込むための方法が必要となる. 
そこで本論文では, 柔軟物をインタフェース化するデバイスの構成する手法を提案する. これに従って構築されたデバイスは, 柔軟物に容易に組み込むことができ, 日常的に生じる人の動作を計測し, 自然な形で情報を提示可能なインタフェースに変換できるものである. この構成手法には3つの設計要素が組み込まれている. 1つめは, 柔軟物を構成する素材特性や構造を利用してコンピューティングをすることである. 2つめは, 電子機器などに知識がない素人でも柔軟物にデバイスを容易に組み込むことができるようにモジュール化をするということである. 3つめは, モジュールを分散協調制御にすることで, 形状や大きさが異なる柔軟物に対しても組み込むことができるようにすることである. 
本論文では, この構成手法の有効性について検証するために実際にデバイスを作成する. 次に, 構築したデバイスを我々の生活空間に存在する柔軟物に組み込むことによりインタフェース化を試みる. 続いて, インタフェース化された柔軟物と人との関係性を踏まえてインタラクションデザインを行う. この流れにおいて, 工学的な計測実験やユーザスタディを行うことで, デバイスが柔軟物にインタフェースとしての機能を付加できているか, また, 柔軟物にデバイスを組み込むときの要件を満たしているかを検証する. さらに本論文では, 試作を通して柔軟物コンピューティングが描く未来のライフスタイルを議論し, その応用と適用範囲を明らかにする.
 
目次

 
キーワード
柔軟物コンピューティング  

懐に入り込むインタフェース  

ユビキタスコンピューティング  

日用品  
NDC
 
注記

 
言語
日本語  
資源タイプ
text  
ジャンル
Thesis or Dissertation  
著者版フラグ
publisher  
関連DOI
アクセス条件

 
最終更新日
Jul 30, 2019 13:36:25  
作成日
Oct 30, 2013 09:00:00  
所有者
mediacenter
 
更新履歴
Jul 30, 2019    著者,著者版フラグ を変更
Apr 10, 2023    インデックス を変更
 
インデックス
/ Public / 博士論文 / (KMD)メディアデザイン研究科 / 2012年度
 
関連アイテム
 

ランキング

最も多く閲覧されたアイテム
1位 新自由主義に抗す... (425) 1st
2位 斎藤隆夫の「粛軍... (342)
3位 認知文法から考え... (263)
4位 慶應義塾図書館史... (261)
5位 M&Aにおける... (249)

最も多くダウンロードされたアイテム
1位 <<Qu'... (1469) 1st
2位 新参ファンと古参... (427)
3位 731部隊と細菌戦 ... (316)
4位 新自由主義に抗す... (273)
5位 日本における美容... (259)

LINK

慶應義塾ホームページへ
慶應義塾大学メディアセンターデジタルコレクション
慶應義塾大学メディアセンター本部
慶應義塾研究者情報データベース