慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)KeiO Associated Repository of Academic resources

慶應義塾大学学術情報リポジトリ(KOARA)

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KO40001001-00002011-0166  
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Release Date
 
Title
Title 動作の伴う野菜の育成情報を円滑に共有可能にする野菜育成情報自動共有システムの提案と評価  
Kana ドウサ ノ トモナウ ヤサイ ノ イクセイ ジョウホウ オ エンカツ ニ キョウユウ カノウ ニ スル ヤサイ イクセイ ジョウホウ ジドウ キョウユウ システム ノ テイアン ト ヒョウカ  
Romanization Dosa no tomonau yasai no ikusei joho o enkatsu ni kyoyu kano ni suru yasai ikusei joho jido kyoyu shisutemu no teian to hyoka  
Other Title
Title A proposal and an evaluation of the system that enables sharing kinetic information of growing vegetables automatically  
Kana  
Romanization  
Creator
Name 芝原, 隼人  
Kana シバハラ, ハヤト  
Romanization Shibahara, Hayato  
Affiliation  
Affiliation (Translated)  
Role Dissertant  
Link  

Name 砂原, 秀樹  
Kana スナハラ, ヒデキ  
Romanization Sunahara, Hideki  
Affiliation  
Affiliation (Translated)  
Role Thesis advisor  
Link  
Edition
 
Place
横浜  
Publisher
Name 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科  
Kana ケイオウ ギジュク ダイガク ダイガクイン メディア デザイン ケンキュウカ  
Romanization Keio gijuku daigaku daigakuin media dezain kenkyuka  
Date
Issued (from:yyyy) 2011  
Issued (to:yyyy)  
Created (yyyy-mm-dd)  
Updated (yyyy-mm-dd)  
Captured (yyyy-mm-dd)  
Physical description
x, 109 p.  
Source Title
Name  
Name (Translated)  
Volume  
Issue  
Year  
Month  
Start page  
End page  
ISSN
 
ISBN
 
DOI
URI
JaLCDOI
NII Article ID
 
Ichushi ID
 
Other ID
 
Doctoral dissertation
Dissertation Number  
Date of granted  
Degree name  
Degree grantor  
Abstract
本論文は、家庭菜園に満足していない初心者の割合が高いという問題に着目する。その問題の主な要因として、家庭菜園を行うための環境が十分に整っていないことと、野菜の育成情報を十分に理解していないことが挙げられる。
これらの課題を解決するために、家庭菜園を行うための環境が整っていない初心者でも、野菜の育成情報を容易に理解し、実践することで長く楽しめるような環境の実現が必要であると考えた。初心者が野菜の育成情報を十分に理解していない要因として、インターネットから取得する野菜の育成情報の多くは文書と写真のみで表現されており、動作の伴う野菜の育成情報の共有が難しいという負担が考えられる。そこで、本論文ではその負担を低減するために、野菜育成情報自動共有システムの提案を行う。
野菜育成情報自動共有システムは、動作の伴う野菜の育成情報の共有を円滑にし、理解を促すという指針に基づいて設計する。動作の伴う野菜の育成情報の理解を促すためには、家庭菜園の工程を施すタイミングと、その工程を施す過程における複数の動作の理解を促すことが重要である。一方、動作の伴う野菜の育成情報の共有を円滑にするためには、それらの情報をシステムに保存するまでの負担と、システムに蓄積された複数の情報から必要な情報を取得するまでの負担を低減することが重要である。
本論文では、これらの洞察により実装したシステムの提供する、野菜育成動画自動共有機能、環境情報自動共有機能、野菜育成ダイジェスト動画自動共有機能、ウェブアプリケーションを設計指針に沿って評価した。その結果、野菜育成動画自動共有機能は、ユーザの施した全ての工程のうち78%が安定して自動的にシステムに保存されていたことが明らかになった。環境情報自動共有機能は、家庭菜園の環境情報をシステムに安定して自動的に保存していたことが明らかになった。野菜育成ダイジェスト動画自動共有機能は、家庭菜園の環境と野菜の育成状況の変化を野菜育成ダイジェスト動画として、システムに安定して自動的に保存していなかったことが明らかになった。ウェブアプリケーションは、蓄積された野菜育成動画と環境情報と野菜育成ダイジェスト動画をユーザに体系的に提供したが、ユーザがシステムに蓄積された複数の情報から必要な情報を取得するまでの負担を十分に低減していなかったことが明らかになった。一方、野菜育成動画と環境情報グラフにより、家庭菜園の工程を施すタイミングと、その工程を施す過程における複数の動作の理解を容易にしたことが明らかになった。
これらの結果から明らかになった課題を解決することで野菜育成情報自動共有システムは、動作の伴う野菜育成情報の共有を円滑にし、理解を促すことが期待できる。
 
Table of contents

 
Keyword
家庭菜園  

知識共有  

暗黙知  

ノウハウ  

センサネットワーク  

動画共有  
NDC
 
Note
修士学位論文. 2011年度メディアデザイン学 第166号
 
Language
日本語  
Type of resource
text  
Genre
Thesis or Dissertation  
Text version
publisher  
Related DOI
Access conditions

 
Last modified date
Sep 24, 2021 16:43:17  
Creation date
Aug 01, 2012 09:00:00  
Registerd by
mediacenter
 
History
Sep 24, 2021    Abstract 内容,Note を変更
 
Index
/ Public / Graduate School of Media Design / Master's thesis / Academic Year 2011
 
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